【イラク情勢】北部油田都市でテロ、28人死亡 避難の子供らも巻き添え | 毎日のニュース

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 イラク北部の油田都市キルクークで11日、車爆弾による自爆テロなどが相次ぎ、フランス公共ラジオによると、28人が死亡、25人が負傷した。死傷者には子供や女性が含まれるという。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の掌握地域から避難してきた人々も、多数巻き込まれたもようだ。

 犯行声明などは出ていない。キルクークは、イスラム国の進攻による混乱に乗じて、クルド自治政府が6月中旬から実効支配している。

 イラク危機は、イスラム国と、イスラム教シーア派主導のマリキ政権、少数民族クルド人勢力による三つどもえの戦いの様相も呈している。(共同)