サッカーのワールドカップ(W杯)で13日、ブラジルがクロアチアとの開幕戦に勝利し、日本に住む日系ブラジル人らは喜びを爆発させた。
群馬県大泉町の大泉町文化むらで開かれたパブリックビューイングでは、午前5時の試合開始にもかかわらず、日系ブラジル人ら約100人が声援を送った。
オウンゴールで先制を許す苦しい展開に、何度も悲鳴が上がる。後半に逆転し、オスカル選手のゴールで勝利を決定づけると盛り上がりは最高潮に。
勝利を確信していたという自営業、マクダ・マリオさん(42)は「ブラジルが確実に優勝だ」と話し、「日本もブラジルと対戦するまでは勝ち進めるはず。応援します」と余裕の表情を見せた。
浜松市のブラジル料理店でも、在浜松ブラジル総領事や日系ブラジル人約30人が応援。日系3世の自営業、横山アーノンさん(24)は「パスや連係が良くなくハラハラしたが、今後は調子が良くなるはず」と次戦にも期待していた。