【栃木小1女児殺害】「粘着テープで口ふさいだ」 容疑者逮捕1週間 足取りほぼ解明 | 毎日のニュース

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 平成17年に栃木県今市市(現日光市)の小学1年、吉田有希(ゆき)ちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された勝又拓哉(たくや)容疑者(32)が、「(有希ちゃんの口を)粘着テープでふさぎ、手足を縛って刺した」などと供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。10日で逮捕から1週間。勝又容疑者の足取りが明らかになる一方、具体的な殺害場所や、猟奇的な殺害方法を取った理由など「謎」も残る。

 ■「道間違えた」供述

 栃木、茨城両県警の合同捜査本部が力を注いだのは勝又容疑者が有希ちゃんを連れ去り、殺害、遺棄するまでの経路の特定だった。

 勝又容疑者は、車で有希ちゃんを連れ去り自宅に寄った後、国道を通って茨城入りし、遺体を遺棄。その後に常磐自動車道の那珂インターチェンジに入ったなどと説明している。自宅とは逆方向だが、「道を間違えた」と供述している。