インドネシア総選挙、闘争民主党の首位確定 大統領与党は得票率半減 | 毎日のニュース

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 インドネシアの選挙管理当局は9日、4月に行われた総選挙(一院制、定数560)の開票結果を発表、最大野党の闘争民主党が得票率で首位に立つことが確定した。各党の獲得議席数は来週にも発表される。

 選管によると、闘争民主党の得票率は18・95%(2009年前回選挙で14・03%)で、スハルト独裁政権を支えたゴルカル党が14・75%(同14・45%)と続いた。野党グリンドラ党は11・81%(同4・46%)と倍以上に躍進、ユドヨノ大統領の民主党は10・19%(同20・85%)と大敗した。

 7月の大統領選では、国会での議席の20%か得票率25%以上の政党(政党連合)だけが正副大統領候補を擁立できるとの条件があり、各政党は連立交渉を加速させている。(共同)