9日の東京株式市場は続伸している。日経平均株価の午前終値は、前日比83円79銭高の1万4247円57銭。
序盤は軟調で1万4100円を割る場面もあったが、午前10時前には堅調に転じ、そのまま値を上げた。上げ幅は一時100円を超えた。
一昨日の大幅下落により割安感が出ている銘柄を中心に買いが先行。東証1部銘柄のうち7割が値上がりした。大手主力銘柄は総じて小幅な値動きになっているが、前日年初来安値を更新した任天堂が一時1万865円まで値を戻すなど買われた。売買代金ではソフトバンクとトヨタが大きい。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比9.87ポイント高の1169.88。