豚肉が流行性下痢で5割高騰 4月の卸価格 農林水産省は9日、子豚が感染すると高い確率で死ぬ豚流行性下痢(PED)が全国的に流行している影響で、豚枝肉の卸価格が2013年度平均に比べ、4月に最大で5割程度高騰したと明らかにした。自民党の会合で説明した。 農水省によると、13年度の卸売価格は、東京都と大阪府の市場で1キログラム当たり平均467円だったが、今年4月23日に725円をつけ、5月8日時点でも618円と高値が続いている。 農水省は「PEDの流行で流通量が減るとの懸念が広まったのが原因」としている。