イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くというスタイルが、若者を中心に音楽の楽しみ方の主流になっています。でも、スピーカーを通して空気の振動を体感する音楽鑑賞は、またひと味違った感動を与えてくれるもの。今回はパソコンにアンプとスピーカーをつないだオーディオの一例を紹介しましょう。
アップルのアイチューンズなどのメディアプレーヤーをオーディオの音源にすると、どんなメリットがあるのでしょうか。まず、CD音楽を取り込んでアイポッドなどで再生して楽しんでいる人の場合、部屋にたくさんのCDを置いておく必要がなく、音源を手軽に管理できる点が挙げられます。曲の検索も瞬時で、お気に入りやクラシック・ロックなど分野ごとのプレーリストを作って流すことも簡単。音楽ライフがグンと豊かになります。
横浜市青葉区の「ザ・ステレオ屋」店長の黒江昌之さんは、アイチューンズがインストールされたパソコンをUSB端子でアンプと接続し、スピーカーにつないで音楽を聴くスタイルを推奨しています。アンプにはNuForce(ニューフォース)社のDDA-100がおすすめだそう。「NuForceは製品のフォルムから若い人に人気のメーカーです。技術や機能も先進的で、パソコン連動のアイテムにはいち早く取り組んでいます」と理由を説明しています。