プロ野球楽天から新ポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指す田中将大投手(25)の動向は米国でも注目の的となり、「マー君狂騒曲」が起こっている。「田中を最も必要とする球団はどこか」「ヤンキースの最優先課題は田中獲得」といった記事が、連日のように紙面を飾り、獲得競争の激化を伝えている。
田中投手は身体検査や獲得を狙う球団との面談のため、8日に米国に渡った。スポーツ専門局ESPN(電子版)など複数の米メディアは、9日にホワイトソックスが田中投手と会ったと報道。10球団以上が獲得に乗り出すとみられる中、CBSスポーツの名物記者ジョン・ヘイマン氏はドジャース、カブス、ヤンキース、ダイヤモンドバックスが熱心だと伝えている。
交渉期限は米東部時間24日午後5時(日本時間25日午前7時)。交渉はぎりぎりまで続くとみられる。(共同)