ゆうパックで2千万円送る 債権購入名目で66歳ヘルパー詐欺被害 埼玉 | 毎日のニュース

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 埼玉県坂戸市に住む介護ヘルパーの女性(66)が、証券会社社員などを名乗る人物らに現金2千万円をだまし取られる事件があり、県警西入間署は詐欺容疑で捜査している。

 同署によると、1日午後5時半ごろ、女性方に証券会社社員を名乗る男から、「あなたの名義で債権を1千万円分購入したい」などと電話があった。5日には債権会社社員を名乗る男から「当社との取引履歴を作るために1千万円を送ってほしい。後日お返しする」などと電話があった。

 女性は同日、複数の金融機関から預金を下ろし、指定された東京都内のあて先に現金1千万円をゆうパックで郵送。7日にも1千万円を要求され、同じあて先に送ったという。

 さらに、女性は8日も同様の要求をされ、近くの郵便局を訪れて貯金を下ろそうとしたが、一連の経緯を不審に思った同局員から県警に通報があり被害が発覚した。