これまで8台の乾燥機(内仕上げ用2台)で椎茸を乾燥してきました。
それでも乾燥機が足りないことがしばしば。
そんな時は午前中にスタートした乾燥機を夜中に仕上げ乾燥機に移し、入らなかった椎茸と入れ替え再スタートして春子を乗り越えてきました。
今年は所有ほだ木が過去最大級に多く、芽切りも良好なのでとても現有乾燥機で賄えそうにありません。
ずいぶん悩んで急遽乾燥機を発注し、昨日取り付けが終りました。
フルタの横吹き式乾燥機(全自動)でエビラ50枚の乾燥ができます。
乾燥機内の水分量(絶対湿度)を一定に保って給排気を自動で管理する優れものです。
雨子、日和子(ひよりこ)など傘の水分量に関係なく、同じ設定で乾燥できるのがいいです。
これまでの経験からオリジナルの乾燥工程に設定し、早速試運転しました。
この乾燥機は左端に釜があり左から右に熱風が吹き抜けます。
上吹き式に比べると乾燥ムラが小さいです。
試運転でも乾燥機はしいたけで満杯です。
横吹きの利点に下からの風でしいたけが巻き込んで小さくなりにくいのがあります。
だから、なば広げ(椎茸に足を下にして並べる)しなくても変形が少ないので、こんな感じで乾燥機に入れています。
乾燥機に入れる手間は1/3以下で済むから楽ですよ。
今年は9台の乾燥機で春子を乗り越えたいと思います。
もうこれ以上は置き場も採り手も限界です。
急な注文に迅速に対応してくれたフルタ熱機さんには感謝です。
安心して春子に望めます。
「いつでも来い!」
って気合だけは十分です(;^_^A
(^-^)ノ~~