夏場の生椎茸栽培② | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

浸水槽からあげたほだ木は発生舎に搬入し、縦寄せにしています。さらに、ほだ木の乾燥を防ぐためホダギコートという被覆材を掛けてシイタケの芽きりを待ちます。


浅香椎茸園のブログ
夏の場合浸水して3日目にはシイタケの芽が樹皮を割って出てきます。シイタケの芽が小指大になったら、ほだ木を収穫しやすいようにひろげます(展開)。
浅香椎茸園のブログ
ほだ木の展開が早すぎるとシイタケの芽が乾きすぎ生育できないものが出てきます。また、遅くなるとシイタケの傘が変形したり、足が長くなったりします。今年のような猛暑の時は展開した芽が乾きすぎないよう水分管理に注意しています。


浅香椎茸園のブログ
ほだ木を展開して2日目にはシイタケが採れ始め、浸水から6~7日で収穫が終わります。夏場はシイタケの生育が早いため、収穫が遅れ開きすぎないよう1日に3~4回収穫しています。

収穫が終わったほだ木は涼しい林内に移し、2~3週間休養させたら次の浸水操作を行っています。

直径18cm位の椎茸のほだ木は廃棄するまでに10回くらい浸水しているのです。


春の収穫期が終わった5月から秋の露地ものの収穫が始まるまでの間、浸水操作を繰り返し、生椎茸を生産していて、忙しい毎日です。Zzz…(*´?`*)。o○