少し前に、

ダンスのレッスンの打ち上げのときに

いつもどおり、お客さんや先生たちと話してた会話の流れで、

「浅井さんて、誰とでも話せるじゃないですか。

”こういう人は無理”ってあるんですか?」と先生に聞かれ、

一瞬考えたけど自分でもびっくりするぐらいスムーズに

「わたしを踏み台にする人ですかね・・・」と言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを聞いて先生たちは「ほんまに辛い経験してきたんですね」と爆笑しながらも察してくれはって、

わたしも我ながら うまいこと言ったな~ と自分の発言にちょっと感心していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんま わたしって、ひん曲がってるわ~。

このわたしの ひん曲がり具合を、気の毒がらずに笑ってくれる人が大好きです。

もちろん本当の意味の親切で話を聞いてくれる人も大好きです。

ここで、

”親切”にわざわざ”本当の意味で”とつけるところに、

ひん曲がり具合が出てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当の意味・・・本当の優しさと言えば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人様に対して、

「この人まともやし 御立派なこと言ってるけど、薄っぺらいな~」

「親切に寄って来てるけど情報入れたいんやろな~」

なんて心の中で勝手に鼻をクンクンして

「人って、ほんま嘘つき。嫌。」と勝手に疲れる自分のことを、呪いかけたこともある。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわたくしですが、

あくまでわたしの価値観やけど、”深い優しさ”に触れたときがありまして、

「この世に こんな幸せがあったんや。でもこれって切なくないか?」

という気持ちを知った時、

「なんやねん、わたしという人間で生きて来て良かった。切ないけど。」なんて思ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、

わたしにとっての”深い優しさ”って何やねん・て話。

 

 

 

 

 

 

 

 

(その優しい当の本人は全くそんなつもりはないかもしらんし、

何なら わたしが買いかぶってるだけかもしらんし、

下手したら 

そんな わたしのことを「重~」思ってるかもしらんけど

ごめんちゃいね)、

 

 

 

 

 

 

 

その人の 言葉やら何やらが、

いつしか 間違いなく、

正しい道に連れて行ってくれている。

 

 

 

 

 

 

 

それは、

行動というよりも、

考え方とか これまでの自分が勝手に抱えてきた いらんもんを捨てさせてくれたりとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つい最近も、そんなことがあって、

今回は 与えられたハードル(もう一回いうけど ご本人はそんな偉そうなつもりはないし、わたしが勝手にそう位置付けているだけ)が

高いと言うか分厚いと言うか根深いというか、

ハードル見た瞬間、

わたしは言葉を失って 沈黙した。

 

 

 

 

 

 

 

 

考えるのも嫌になったり

少し 何かが見えかけては やっぱり 「わからん!!」ってなって蓋をしたり、

繰り返して過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、

たまたま、カニコーセンさんが

5月に高槻であるライブのチラシを作らはった。

 

 

 

 





 

 

 

ライブの名前が「まるなげ」になるのは、

ライブに関わってる”ナベさん”との繋がりで知っていたんやけど、

まさか、

「愛のまるなげ」と来たか~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまたまやけど、

わたしが今回 出そうとしていた答えは、そこにあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは ほんまは もっと、何に関しても”まる投げ”で生きたい。

でも なかなか出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

だけども、

このチラシを見て、

「まる投げにも”愛”って存在するんや。」って笑いながら泣けてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも やっぱり どうしても まる投げできないことがあって、

「わざわざ それを選ぶ理由は何か?」と尋ねられたならば、

これからは、

「今は、ただ わたしが やりたいから。」というのが答えで、

そこに ついてくる ちょっと嫌な気分になることなんかは、

どうでも良すぎるとして、

別に愛を込めることもなく、地球の裏側か何処か知らんけど、まる投げしようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

絵を描いたり、これから図工教室をするにあたっても、

わたしがパッパラパーすぎて全然ついていけない 世間様の概念とか どっかにまる投げしよ・・・と、

フッと力が抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

そしたら

子供のおもちゃになるような商品作るんとか

似顔絵描くのも

急に 今までと違う感覚で楽しくなっている。