3月
の園芸活動日誌
～令和3年 3月～
～令和3年3月11日時点の枝垂桜～
皆様こんにちは！
コロナ、花粉等もあり大変ですが、
ほっこり園芸ブログ
を見て気分転換、ホッと一息
ついてみて下さい！
地域包括病棟では
緊急事態宣言下においても
私達は、目の前の患者さんと向き合い
「60日の物語」、退院支援を
全力投球
また
2021年も地域に根ざし皆様に
寄り添う姿勢を大切にしながら
園芸療法を実践
していきます
目次
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今月のテラス
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作業活動
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番外編（病棟エピソード）
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お知らせ
１．今月のテラス
今月のテラスです！
春に向け花がモリモリと元気に
育ってきていますね！
ブロッコリーの花にミツバチが
寄ってきています！
春の訪れを感じますね～
パンジーとチューリップです！
これは3月11日時点ですが、、、、
3月18日！ついにピンク色の桃のような
チューリップが花開きました！
2月の初旬に患者様が植えて下さってから
中々早かったですね
植えて下さった患者様は今別の病棟に。
報告ができず残念ですが、立派に成長していますよ～！
スナップエンドウです！
ひそひそと影をひそめて成長していましたが
気づかぬうちに実ができていました！
これをまた紙コップに少量の水を入れ
電子レンジで温めて食べたいものです。
患者さんにももう少し暖かくなったら
手首を使ってスナップして頂こうと思います！
イチゴの花です。
肥料は多めに与えており
葉が普段のイチゴより大きく育っています(笑)。
花もピンクがかって綺麗ですね～
またイチゴの雛壇を作ろうと考えています
2．作業活動・園芸療法
押し花作業（パンジー、ビオラ）編2!
先月も押し花作業を実施しましたが、
この暖かくなってきた気候もあり、
パンジーやビオラがモリモリ元気で
見過ごすわけにはいきません！
患者様も押し花作業は大好きで、
花の色彩や香りは楽しみだとお話がありました！
なんだかうれしいですね
今回の環境設定は壁に向かって
患者様は並列にしております。
園芸作業を行うのにも新型コロナがちらつきます。
楽しい、喜んでもらうにはそれなりのリスクも伴う時代。
なんとも不便な世の中になりましたが、
そんな中でも見てくださいこの集中力。
花への真摯な姿に私たちも勇気づけられます。
セラピストと患者様で1対2の活動をしています。
これが病棟内での園芸活動の現状です。
「いや～綺麗ねえ。良い香りだし～。」
「細かいから意外と大変ね。でもすごく楽しい。」
こんな言葉を頂きながら笑顔を頂き
手指の巧緻性、感覚強化を図れる
園芸作業、療法は沢山の魅力があるなあと
スタッフも感じています。
まってました！キンカン祭り編！
やってきました！キンカン祭りの開催です！！
昨年もキンカンは患者様と採取して食べましたが、
今回育ったキンカンの数は何と46個！？
キンカンの花を今回鳥に食べられないよう
覆っておいた甲斐がありましたね！！
また、患者様２人からは
「摘果しておけばもっと食べられたかもね。」
とのご意見もありましたね。
来年は、もっと大きい実を作りたいですね！
患者様もスタッフも
「もう食べられるんだよね？？」
「いつ食べられるの？待ちきれないわ。」
等々皆様の期待の声を聞きました(笑)。
しかし、ただ食べるだけではありません。
皆さんにはまず枝から持って頂き、
「重さ」「固さ」「太さ」「長さ」等の触覚、位置覚等
を刺激していきます。
また、嗅覚の刺激も忘れてはいけませんね。
柑橘系の甘酸っぱい香りが皮の時点でありました。
そしてなにより患者様がすごく嬉しそう
「ああ美味しい！とーっても甘いのね！」
「皮は固めだけど甘みがあるからとても食べやすいわ。」
笑顔の御写真だけはマスクを外して撮影！
できるだけ感染予防には徹底して実施しております！
この日は患者様もスタッフも
病棟内に広がるキンカンの香りを楽しみながら
ほっこりと1日過ごせることができましたね
外気温が17度を越し
無風の時は、
担当作業療法士とB2テラスへ
「やっぱり中より外がいいね」と
金柑を手でもぎ取り
口へ運び
「旨いね～」「元気が出るよ」と
笑顔を頂きました！
来年も沢山成りますように～～！！(笑)。
～番外編～
病棟内エピソード①
「聴力編」
患者A様のお話です。
浅井病院に入院する前は聴力に問題はなく
御生活されていたそうですが、
当院に入院後、聴力は著しく低下し
ほぼ聞こえなくなりました。
入院から25日が経過した頃、補聴器を購入。
実際に使用しながらリハビリを頑張ります。
しかしある一時を境に、リハビリ中
「あれ？補聴器が取れてるよ？」
とセラピストがA様にお伝えしましたが
「あらほんとだ取れてる。」
補聴器が無くともこの時点で耳が聞こえていたのです。
これにはセラピストも本人も驚きました。
A様曰く、出来ないことが多くなって
日々ストレスだったのがリハビリのおかげで次第に
出来ることが多くなった。
だからストレスも減ってきてるのを感じるし、
耳も元に戻ったんだと思う。と。
専門家の見解では、補聴器による聴覚刺激が
大脳、神経を伝い聴力が活性化されることがあると。
構造上もそうですが、ストレスで聴力が低下することも
あるんですね。
皆様はストレスをどのように対処していますか？
時にはリラックス、息抜きも大切にしたいものですね。
病棟内エピソード②
「患者様と枝垂桜をみて・・・」
患者と枝垂れ桜をみていると
外でリハビリスタッフが手を振っていいました。
こちらも負けじと
患者様に棒を片手で把持して頂き
大きく左右に振り元気合図を送ります。
笑いながら楽しく
「オ～イ」と声を出しながら
「見えるかな～」
「あ～手を振り返してくれています。」
目に涙を浮かべながら
「もうすぐ退院」
「また、帰ってきます！」
かすれた声で
「本当にありがとうございます。」
「最後の日に桜を見れて・・・嬉しかったです」と
しばらく
皆でほっこりしていた時
枝垂れ桜の下にいたリハスタッフが
２階フロアに戻り
スマホで撮った桜の写真を見せ
２度目のほっこり
コロナ禍であっても
私たちは少し ほっこり する何かを！
私たちは少し 感動 する何かを！
患者様の笑顔がみれるように
創意工夫をしながら
発見し園芸療法を進めてい行きます。
さあ来月も「60日の物語」、退院支援を
全力投球で・・・
3.お知らせ
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今後もよきアドバイス宜しくお願致します。
次回の更新では同じく
第４週木曜日の4月29日に更新となります。
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