年末年始に盛り上がったご祝儀相場、
どうやら一服した模様。

何より、出来高が顕著に示す。

1/8(木)
 出来高 21億1206万株
 売買代金 1兆5004億円

1/9(金)
 出来高 18億9468万株
 (うちSQ分 9500万株)
 売買代金 1兆3823億円
 (うちSQ分 950億円)

そして、年初以来9000円をキープしていた日経平均も
ずるずると下がってきている。

米国市場は1月20日のオバマ新大統領の就任を控え、
先行の買いに既に出尽くし感。
足元の経済環境の悪化、
新政権政策への期待・・・
思惑が入り乱れており、方向感が定まり難い様子。

私としては、これから始まる3月決算企業の3Q決算で
一段と厳しい状況が出ることは想像に難くなく、
また、連日のように12月末段階での評価損計上が
発表されており、この影響での下方修正も出るだろうし、
急いで買い向かう必要もないのかな、と言う状況。

仮にすでに大底をつけていて、
ここから一直線に上昇していくとしても、
『買い損なった』というほど余力もないわけで。


日本経済を一般市民の視点で眺めれば・・・
例えば原油の理不尽なまでの高騰などが落ち着き、
また、景気についてもある種のパニックは収まり、
『贅沢する気にはならないけど、普通に生きていこう』
って感じなんではないだろうか。
生活に密着したような部分での消費は
次第に回復するような気がする。


【気になるニュース】

・香港ハンセン、上海総合上昇で下げ幅縮小。
 '08.12米雇用統計、日本の3連休を控え様子見。
 ADP雇用レポートの悪化から実体経済弱さを意識。

・ドル円は90円割れ視野も下値不安は小さい。

・オプションSQ:8961.49円
 日経平均 終値8836.80円はSQ値を下回る。
  (最高値8956.85円/最安値8773.20円)

・アルフレッサとメディパル 合併撤回へ。

・サイバーS、継続企業の前提に関する注記。

・クリード、会社更生手続き開始申し立て。
 負債総額 650億8100万。

・東新住建、民事再生手続き開始申し立て。
 負債総額 491億円。


【決算情報】
・USEN、H21.8期1Q
 売上高 61,631百万(67,203)
 営業利益 480百万(1,526)
 経常利益 △1,667百万(△1,559)
 純利益  801百万(△5,520)

・ファーストリテ、H21.8期1Q
 売上高 188,510百万(160,415)
 営業利益 40,943百万(28,120)
 経常利益 37,082百万(28,313)
 純利益  22,170百万(15,438)

・アセマネ、H21.2期通期下方修正
 売上高 665億→542億
 営業利益 △65億→△105億
 経常利益 △96億→△145億
 純利益  △80億→△150億


【レーティング情報】
・野村證券
 楽天 新規1 75,000

・ドイツ証券
 東芝 HOLD 330→450

・UBS証券
 7&I BUY 3800→3700

・クレディスイス
 日産自 アンダー 300→250


【気になる銘柄】
8888 クリード
 引け後に会社更生手続き開始申し立て。
 年末年始の資金繰りを警戒していたのだが、
 本日は東新住建も民事再生手続き開始申し立てで、
 不動産・建設セクターの資金繰り難再燃が警戒される。
 大幅損失拡大のアセットマネジャーズやら、
 資金繰り懸念中のアパマンやら、
 持株の中にも懸念材料がいくつか。 


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・・・市場総括・・・
日経平均 8836.80 -39.62 -0.45%
TOPIX 855.02 -5.87 -0.68%
2部指数 1958.01 +1.08 +0.06%
マザーズ 335.34 +0.55 +0.16%
JQ平均 1100.73 -1.09 -0.10%
ヘラクレス 511.62 +0.17 +0.03%


外資系証券経由寄り付き前注文
 売り2300万/買い1880万:差引420万株売り越し(-2)
 ※1月は2勝3敗 月計-390万株
東証一部 値上がり559/値下がり1049 S高17/S安29
騰落レシオ 107.3(△1.3)
出来高 18億9468万株[SQ9500万株](21億1206万株)
売買代金 1兆3823億円[SQ950億](1兆5004億円)
ドル/円 91円前後(91円後半)


【本日のあさひなファンド株式総資産】
2,352,462円(前日比▼15,358円)
総損失累計額 ▼1,497,538円
 +受取配当金 +127,396円(税抜117,127円)