ある日の第1試合のスタメン

 

 

その日の最終試合のスタメン。

 

 

次の日の第1試合のスタメン

 

 

翌々日の最終試合のスタメン

 

 

3日後のの最終試合のスタメン

 

 

この間、スタメンで出続けた選手は皆無である。

 

当校では例年、ほぼレギュラーを決めて戦う事が多かった。

 

練習試合は最初の4試合まで試合での成長が見込めるので、なるべくスタメンは固定して、成長を集中させた方が有利なはずと考えたからだ。

 

しかし、今年のチームはその方針をやめた。

 

大きな理由は、よく言えばレギュラークラスと控えクラスの差が殆ど無い、悪く言えば団栗の背比べでレギュラーを決められないという事だ。

 

その象徴が、秋季大会が終わってから覚醒した二人の生徒である。

 

一人は以前から言及している島津翔

 

島津翔(20220135)

 

もう一人が、久保田輝人だ。

 

久保田輝人(20220157)

 

久保田は被りが元々2枚あったが、このスペックではショートとして使えないなとしか思っていなかった。

 

しかし練習ですごく伸びているのに気が付き、外野手にすれば非常にいいのではと思って、一大終了後に慌てて覚醒したのだ。

 

彼らの現時点での成績は以下のとおりである。

 

島津翔

 

久保田輝人

 

特に久保田の成績は見事なものだ。

 

彼らを外野手として育てていきたい、その為に最初の4試合は彼ら二人と、そしてこちらもセカンドからのコンバートである児玉詩音の3名を外野手としてスタメン起用している

 

児玉詩音(20220143)

 

そして、そのあおりを食っているのが4番候補の新井圭亮だ。

 

新井圭亮(20220173)

 

公式戦では、島津の代わりに彼がスタメンに入るオーダーを今のところ考えているが、一冬超えてどうなるであろうか。

 

 

その他、唯一のLRである大住虹太朗は、ショートを予定している渡部瑞貴が絶不調の時にはショートを守れるように、そして大住がショートに行った時は桑原幹がセカンドに行けるようにと、最近になって4試合目までのスタメンを大住ショート、桑原セカンドにし始めた。

 

大住虹太朗(20220197)

 

桑原幹(20220154)

 

 

更に、捕手の盗塁阻止は肩力だけでなく守備力が大事だという事も分かったので、正捕手争いに曽我蓮が加わるようになった。

 

曽我蓮(20220114)

 

彼は当初、そのスペックからショートへのコンバートされており、1年生大会や秋季大会ではショートのスタメンもしばしばあったが、ここへ来て本職の捕手として再出発することとなった。

 

 

また、サードは今のところ前述の桑原幹がレギュラーの予定であるが、彼がセカンドに行った時は笠原隼人か西脇岳斗がサードに入る事となる。

 

笠原隼人(20220153)

 

西脇岳斗(20220156)

 

笠原ははみ出しブラザーズの一員、西脇は覚醒こそ入団当初からしていたものの、入部自体が遅く、未だに公式戦に出たことがない。

 

 

ファーストの岩野航大はLRの大住虹太朗と並んでレギュラー確約に非常に近いが、彼が外野に回った時は山口歩がファーストを守る事となる

 

岩野航大(20220132)

 

山口歩(20220121)

 

山口もまた、はみ出しブラザースの一人である。

 

 

以上、つらつらと書いたが、例年以上に激しいレギュラー争いとなった今年のチーム、果たして孝行息子は現れるのだろうか。