スペイン映画。極限のロードムービー。

 

シラート

 

シラートとは「地獄へ続く橋」とのことです。予備知識なしで観てしばらくは沈黙せざるを得ませんでした。衝撃的だったのです。おそらく近未来の南欧。砂漠化が進んだ地域でのレイブ(多数の観衆が曲に合わせて踊る)に疾走した娘を探しに来た父子が辿る道中が淡々と描かれます。場所は変遷するものの基本外は砂漠。色彩に変化がない。それでも飽きずに観ているものの半覚醒の状態になったりもしました。

 

山岳地帯で不慮の事故から息子を亡くす悲劇が起きます。それからはまさにシラートです。一行は地雷原に迷い込んでしまう。一人ひとりが地雷の犠牲になる。頼みの綱のクルマさえ失う。引くことは不可能。進むしかない。その先には地雷。

 

観終わった人には本作は人生をなぞったものとして記憶に留まると思います。重量級の映画です。また行こうかな。

 

 

2026年通算99本目

 

(有)朝日商事 どこよりも高くお売りしたい・・・