廃用身とは麻痺などで動けなくなった体の部位を指す言葉です。

 

↓廃用身

 

年を取り手でも足でも動かなくなった部位がある。それらがあるとその分重い。重いので周囲の人に負担になる。負担を軽くするためにその部位・廃用身を切除する。それをケアと呼ぶ。行き過ぎたケアにより世間の糾弾が起こり発案した医師は自身の頭部を廃用身として線路に身を横たえる。

 

廃用身を無くした老人たちが身軽になり活き活きする描写などあり、結構心に堪えました。何が間違っているのか考えると人間の身体性に対する敬意が欠けている点でしょうか。合理性を追い求めて人間性の否定に辿り着くのは許されるのか。しかし増え続ける老人をキレイごとだけでケアしていけるのか。

 

難しい問いを投げかける映画でした

 

2026年通算89本目

 

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