メキシコ映画。

 

↓マルティネス

 

会計事務所に勤務する偏屈な独身男性が主人公です。融通がきかないため嫌われています。彼の住むアパートの階下で孤独死が発生します。半年前に死亡していたらしい。ずっとTVの音がうるさくて床を棒で突くのが日課だったのですが。彼は大家さんから思いがけないものを貰います。孤独死した女性からの贈り物でした。彼女は主人公に恋心を抱いていたようです。

 

急にその女性が気になり始めた主人公は廃棄するため置いてあった荷物を自室に引き上げます。そして彼女の人柄を忍びながら彼女の人生をそっと辿ってみます。日記を読んだ主人公は彼女が生前付き合っていた妻帯者である男性を訪ね問答無用で殴り倒します。

 

その頃職場には新しい職員が配置されます。退職間際の主人公の代わりなのです。まだ職業に未練がある主人公と屈託のない新人は衝突しながらも友情めいたものが生まれます。そして独身の受付女性ともつながっていきます。

 

ある時主人公は彼女に関係する全てを捨てます。退職し旅に出るのです。仕事だけでない人生について彼なりに結論が出たのでしょう。人生の下り坂に差し掛かった人にとりわけ響く映画でありました。

 

 

2025年通算183本目

 

(有)朝日商事 どこよりも高くお売りしたい・・・