大傑作。
初めて観たのは数年前。で今回は2回目。ほんの数年というのに細部はかなり忘れていて今回観たことで理解がちょっと深まりました。ニューヨークでのイタリアンマフィア同士の抗争と家族関係をみっちりと描写しています。
登場人物が多く多彩でその関係性を理解するのに大変疲れます。ですので薄ぼんやりとしか理解できない人も私を含めて多いと思います。そのへんは解説サイトを見るとして。
素晴らしいのはコッポラが男の世界と家庭を冷徹なまでに隔てていることです。男の世界がマフィア、家庭が男女の恋愛を軸にした世界です。マフィアファミリーの中でさえ騙し討ちがある。ましてや敵のマフィアへはどんな手を使ってもいいのです。気を抜いたほうが出し抜かれ命を奪われます。
そしてマフィアファミリーのなかで起こったことは身内にさえ秘密です。アル・パチーノが軍の好青年からマフィアのボスにのし上がっていくさまにこの映画の世界観が凝縮されています。
2025年通算123本目
