吉田修一原作。
↓国宝
子どものころから伝統芸能の類にまったく興味がなく、なるべく関わらないように生きています。とは言え予告編に力が入っているのがわかり、観ることにしました。
歌舞伎の名門に生まれた子どもと事情があって預けられた子どもの成長を歌舞伎という世界をとおして描いています。役者さんは歌舞伎の練習をして演技しているとは思います。私はそもそも素養が無いのでそれが良い演技なのかどうかはわかりません。しかし親子の情、芸への執着、伝統芸能と周辺環境の変化への対処など現代日本の課題がそのまま盛り込まれています。我が身に落とし込んで考えてしまいました。
2025年通算116本目
