とんだ肩透かし映画でした。

 

プレゼンス 存在

 

中古の高級住宅を買い取って住むことになった家族の話です。夫婦と兄妹の4人です。家の中には最初からある「存在」が居てその視点で風景が変わっていきます。魚眼レンズのような遠近感が怪しくなるような感じです。

 

家族はそれぞれが微妙に仲が悪く崩壊一歩手前のようにも見えます。その中でも重症は妹です。彼女は親友2人を薬物中毒で喪ったことにトラウマを持っているようです。そんな妹に兄の友人である男性が近づき恋人になります。実はこの男性こそが・・。

 

低予算映画なのか場面のほぼ全てが家の中です。登場人物は全部で10人いるかどうか。始終思わせぶりな演出が続いて最後の最後はえ?!となるのですがオチが甘すぎます。シックス・センスに近いと言えば近い。しかし観客への衝撃度は全然小さい。

 

期待が大きかったためかなり残念な気持ちになりました。

 

 

2025年通算47本目

 

 

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