ブータン映画。ブータン。ブータン。ブータン。
ブータンでは2006年に普通選挙が行われることになったようです。選挙の概念を知らない国民に模擬選挙をとおして選挙を伝えるべく全国に散った選挙委員たち。迎え撃つ?村人。今までやってなかったことをすることによる混乱と軋轢をこの映画ではユーモラスに描いています。
ある高僧に仕える主人公は銃を2丁調達するよう命じられます。理由も不明なまま心当たりを巡っていくうちに1つは見つかります。ただしこれはアメリカ南北戦争時代の骨とう品ですごく価値が高いらしい。米人のバイヤーは持主に買取価格を打診すると「高すぎる」「そんなにもらえない」。当初の価格の半額以下で譲ることになります。しかし銃は高僧の弟子である主人公の求めに応じてほぼ無料で譲られます。
価値観が違いすぎるのです。資本主義の世俗にまみれたバイヤーはブータン人から貴国の民主主義について語りましょうと言われ、無理だと答えます。銃のお金よりも高僧に寄進する方が徳が積める。
その銃さえも仏塔の礎の一部として土に埋まることになります。変わりゆく世の中を平和にするための礎なのです。警官まで拳銃を出しちゃうんだから・・。
選挙を経て変わっていくであろうブータン。行きたい国の一つです。
2025年通算5本目
