フランスのシラク大統領の夫人だった人が主人公です。
映画にやたらと元仏大統領サルコジ氏が出てくるので頭が混乱しかかりました。現大統領マクロン氏とサルコジ氏を混同していた私が原因です。
ホモソーシャルな社会は最近批判的な目で見られることが多いです。一昔前のフランス政界もまぎれなくホモソ社会でした。その中で大統領夫人となったベルナデッドは好参謀を得て我が道を歩み始めます。我が道と言ってももともとフランスの県会議員であったそうなので所詮はエリートなのです。この映画をもって女性解放などと言うのは違うと思います。
とは言ってもかつてのフランス政界を垣間見られたことは収穫です。
2024年通算194本目
