レ・ミゼラブルは何本も映画が作られていたのでした。
レ・ミゼラブルは子どものころ読んでいた「小学〇年生」という雑誌であらすじを知っている程度です。それでもこの映画を観ている最中、あらすじを知っていたおかげで助かったと何度も思いました。理由は1996年版はユーゴーの小説レ・ミゼラブル(19世紀前半が舞台)を下敷きにしながら20世紀を舞台として描いており、なおかつ登場人物が1人3役をこなすという大変わかりにくい構造を採っているからです。
肝心の映画は戦時中の人々の醜い面や暗黒面を想起させるエピソードが印象に残りました。また最近観たプライベート・ライアンの設定そのものの時代・場所であり2つの映画の差を考えました。
今回のリバイバイルは主役のジャン=ポール・ベルモンド特集としての上映です。
2024年通算179本目