ろう者の両親に育てられた子どもをCODA(Children Of Deaf Adults)と呼びます。

 

ぼくが生きてる、ふたつの世界

 

両親とも耳が聞こえない家庭に育った主人公の男性が産まれて成長していく様子がていねいに描かれています。思春期を迎えた少年が母親のことを疎ましく思いつらく当たる様子や都会に出て社会の荒波にもまれる様子、祖父母の死、家族の歴史です。

 

ずっと心に巣くっていた親へのわだかまりを溶かしたとき青年は成年になったのかもしれません。

 

 

2024年通算169本目

 

 

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