分断が深刻でいかにも起こりそうなアメリカ内部の戦争。

 

シビル・ウォー アメリカ最後の日

 

どう考えてもトランプ元大統領が扇動した暴動をきっかけに作られた映画です。物語は2人の女性戦場記者を中心とした一行が北米を自動車で横断しつつ大統領が籠城するワシントンDCを目指すロードムービー的な要素を持っています。道中各地で市街戦的な紛争が起こっていますが敵対するのはアメリカ人同士です。もっとも不可解なのが戦争の理由が明確に語られないことです。これは制作側の意図でしょう。この方が不気味さと普遍性をもたらしやすい。

 

道中、民兵らしき男が恣意的な理由で人々を銃殺する様子や死体の山が映されます。民兵の中では正しいアメリカ人とそうでないアメリカ人がいるようです。民兵役は好演技です。

 

この映画を語りつくすのにはまだまだ時間がかかります。再見必至です。

 

 

2024年通算164本目

 

 

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