日仏合作のアニメです。大人でも十分楽しめるお話でした。
小5の主人公かりんは生活能力のない父に連れられ祖父の寺に預けられます。寺には人間大のネコがいて普通にしゃべりバイクに乗っています。名前はあんず。捨て猫から30年生きて化け猫になり、現在37歳です。
かりんは3年前に亡くなった母に会いたくてたまりません。会うためには地獄に行く必要があります。あんずは妖怪仲間の助けを借りかりんとともに地獄に赴きます・・。
あんずの存在はどことなくドラえもんを思い起こさせます。しかし性格はもっといい加減。フーテンの寅さんとドラえもんを足したらいいかもしれません。思えば私の子どものころ田舎にはこのような存在の男性がどこかしらに居たものです。普段はぶらぶらしているのにいざというときには力になるような。
お盆期間の上映も映画の内容に合っていると思いました。
2024年通算127本目
