他に観たい映画がなかったもので観ましたが、予想外に面白かった。
フェラーリの創始者エンツォ・フェラーリが会社の存亡を賭けたレースに挑みます。レースに負ければ会社は破綻します。また家庭内では共同経営者である冷え切った関係の妻との綱渡りのような交渉を強いられます。
当時のレースシーンは昔懐かしいレーシングマシンをあやつるドライバーたちの人間臭い様子を描写します。主人公役アダム・ドライバーの抑えた演技が光っています。
会社の規模の違いはあれども経営者の悩みは変わらないものと思いました。
2024年通算116本目
