高校教師の女性を取り巻く男女関係を通して男性性と女性性を考える映画です。

 

先生の白い嘘

 

主人公の女性は親友の彼氏から力づくで関係を持たされ、それが数年続いています。親友が妊娠し2人が結婚することになり3人の関係性が変化、その変化に教え子も絡んでいきます・・。

 

もともとは女性マンガ家による作品が原作のようです。そのせいか女性であるだけで被っている不利益を男性である私には気づかないような視点から描写します。

 

インティマシーコーディネーター(出演者の性的な演出について制作者の間に入り調整する役)の起用を拒絶するなど映画の本筋とはまったく関係のないところで騒ぎになっています。この騒動自体が男女の違いによる力の差を示しています。

 

 

2024年通算104本目

 

 

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