ナチス絡みの映画はなるべく観るようにしています。

 

ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命

 

イギリス人のニッキーはプラハでナチスに追われて家をなくした多くの人々を見ます。ナチスが侵攻してくれば真っ先に子どもたちの命が危うくなります。ニッキーはイギリスに戻り子どもたちの救出活動を始めます。

 

映画は現代(と言っても90年初頭)と当時を行き来しつつ進みます。現代のニッキー役はアンソニー・ホプキンスです。ニッキーの母も救出活動に協力することになりイギリスの外務省に掛け合いに行きます。非協力的だったお役人相手に母は次の意味のことを言います。

 

「命を敬い、人には敬意をもって接しなさいと言う私の教えを私の子どもがまさに実行しようとしている。それをどうして止められるでしょうか」

 

結果子どもたちにはイギリスでの里親と保証金50ポンドがあればビザが発行されることになり、ニッキーは募金などでそれをまかないます。ナチスのプラハ侵攻までに669人の子どもが救われたようです。BBCの番組でニッキーと成人した子どもたちが会う場面もありました。

 

このような行いをする人を私はただ尊敬します。

 

 

2024年通算98本目

 

 

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