前回はバックドラフトを記事にしました。今回の映画も火災の映画です。パリのノートルダム大聖堂が火災により焼け落ちたのは2019年です。その時の消火活動の様子を映画にしたのがノートルダム 炎の大聖堂です。開始直後「嘘に見えるだろうが実話を基にしてある」との注記がはいりますから本当のことなのでしょう。
何が「嘘のよう」かと言うと
・報知器の誤作動が多いのを放っておく
・火災監視員が研修2時間のド素人
・改修工事の職人が禁煙の場所で喫煙する
・寺院備付けの防火設備がオンボロで用をなさない
・死者0(ゼロ)
です。
↓ポスター
ポスターの構図が前回紹介した映画バックドラフトと同じですね。ただしバックドラフトの1991年から30年近く経った映画なので消防の装備はかなり進んでいます。とはいえ消火活動でやることはあまり変わりません。火災の様子はCGと思われますが大変リアル。怖いです。
大聖堂の中の文化遺産を最優先で退避させるシーンに多くの時間を取るのは文化大国を自負するフランスらしいと思いました。
2023年通算96本目
