渇水は生田斗真が水道局員として主演する映画です。舞台は群馬県前橋市。前橋水道局に勤める主人公の仕事は水道料金を滞納している世帯を訪問し集金と止水をすることです。渇水が続き市は節水を呼びかけています。
水道料金を支払わない人々は様々な背景や理由があります。しかしそれらをイチイチ気に留めていると心が病んでしまいますから、淡々と仕事をこなします。ただし主人公の私生活はどうも順調ではないようです。妻子と別居しているのです。
そんなある日、主人公は姉と妹だけの世帯を訪問します(画像)。母親はオトコの家に飛び出して帰りません。水道を止める前に主人公は部下に指示して家じゅうの容器に水を満たしてやるのでした。
数週間後、子どもだけで暮らす姉妹を見かねた主人公は止水した栓を開けてやり、さらに公園であることを行います。この行為には違和感です。納得しかねました。
その行為のおかげか、主人公の人生はまた周り始めます。姉妹も。
ところで映画の中では主人公の喫煙シーンが大変多いです。紙巻きタバコです。なぜそんなに映すのか。非常に気になりました。
2023年通算78本目
