9月も終わります

 

 

なかなか涼しくならず

でも

生徒さんたちは浴衣を着物風に着るなど

工夫して和服でお稽古に来てくださいました

 

 

 

9月は「天然忌」にちなみ

 

円相を掛け

(中に天然と書いてないし、書家の円相なのはお目溢しください)

 

唐銅の花入れに「芙蓉(ふよう)」を入れ

 

竹台子中置き

 

でのお稽古でした

 

 

初めて「芙蓉」を入れた日

 

お茶湯(おさとう)をして

生徒さんに供えていただきました

 

供茶ともいいます

 

天目茶碗に湯をいれそのあとから抹茶を一匙半おとし

シャカシャカしないでお供えします

 

この供茶について

お仕事先で体験されていた生徒さん!

なるほど~

とおっしゃっていました

 

 

なんでも経験ですよね

 

 

午前中のお稽古なので

白い大きな芙蓉の花が咲いています

 

しかし

徐々に元気がなくなっていいます

(葉っぱなど、もっと取るべきでしたショボーン

 

 

お稽古が終わる頃には

 

おばけみたいに垂れ下がってしまいましたおばけ

 

 

 

このあと

水切りをしたら・・・

 

 

 

よみがえりましたラブ

 

 

 

芙蓉は茎から粘り気のある液体がでました

植物好きの私が

生まれて初めてあつかう「芙蓉」

知らないことばかりびっくり

 

 

 

午後からのお稽古は

濃茶でしたので

掛花にして供茶はなし

 

葉もずいぶんと取り除き

水切りのお陰で元気になった芙蓉

それに

数珠玉

を一緒にいれました

 

 

入れ過ぎでうるさいえー

 

はいはい

でも

この時期の数珠玉をいれたかったのです

天然忌というお年忌なので

 

 

お稽古終わって

 

 

芙蓉がこんなにピンク色に替わっていました

 

ということは

これは

「酔芙蓉(すいふよう)」

らしい

 

 

芙蓉は薄いピンク色で咲き、夕方には濃くなる

 

酔芙蓉は純白で咲き、昼ごろには薄いピンク、夕方には濃いピンクになる

と書いてありました

 

 

夜には酔っ払いの真っ赤っ赤デレデレ

になるんですね

 

おもしろい爆  笑

 

 

 

 

 

 

別日

 

午後から薄茶で別の生徒さん

 

またお茶湯をしてお供えしていただきます

 

 

丸回し中

 

 

 

このあと

総礼

 

 

 

花もきれいに入れられました

 

 

 

 

きれいといえば生徒さんたちの姿勢

 

 

水屋で

 

点前座で

 

背中から頭までの一直線が保たれていて

美しいです

 

 

 

生徒さんたちから

教えていただくことばかりの私です

 

本当にありがたいことだと感謝の9月でした

 

 

 

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