随分と長い間放置していたブログ。

今年は「わたし」発信していきます。


早速、「今のわたし」を。


10年前のこと。

新人ナースだったわたしは重症心身障害児(者)病棟へ配属された。

そこで過ごした3年間のことに思いを馳せる今日このごろ。

一番に思い浮かぶのは受け持ち患者だったRくんの笑顔。

ベッドサイドに行き、「Rくん、おはよう!」と声をかけると、にた~っと笑みを返してくれる。

そのやりとりでわたしのこころは満たされてたな、可愛くてたまらなかったな。

言葉は交わせなくても、そんなふうにこころ満たされる瞬間が確かにあった。

だけど、抱き続けた違和感もずっとあった。

そのひとつ。

面会を促す電話をRくんの母親にかけるのもわたしの仕事の一つだった。

「なんで??」と頭の中は?でいっぱい。

看護師が電話しないとお母さんに会えないRくんを思うと辛かった。

でもお母さんもそう。生活するために必死で働く、それだけで精一杯だったかもしれない。

自分のことだけで精一杯だったかもしれない。

お母さんだけで抱えている思いがたくさんあったと思う。

それでもやっぱり「?」は消えない。

消えないけど、当時のわたしは仕方のないことだと受け止めていた。

ずっともやっとしていたけど、もう一度あの場面に思いを馳せた今、はっきりとわかる。

一緒に暮らしているとかいないとか、面会に来れるとか来れないとかそういうことではない。

母親と子どもが安心して繋がっている状態ではないことが、観ていて辛かったしいたたまれない思いで一杯だったのだ。


こんなふうに10年前のことを振り返るようになったのはPLAYJAM に関わらせてもらうようになってからのこと。

ここでは障害と呼ばれるものがあるとかないとかそんなんじゃなく、個性は個性として受けとめる。

感じる能力を高めることで知恵へと繋げていく関わりをしている。

日々の積み重ねで、一人ひとりそのままの個性を持ったまま自分らしく生きる生き方を身につけていく場所。


Rくん親子に直接関わることはもうできないけれど、言葉が交わせなくても笑みひとつでわたしのこころを満たしてくれたRくんとの出会いは宝物なんだと気づくことができた。

誰もが母子ともに安心して暮らせる環境を作っていきたい。

子どもたちの笑顔を守るために。



まずはおやべん を広めることから!

子どもだけじゃない!

大人だってそう。

一人でも多くの人が自分の気持ちに正直にその人らしく生きることができれば、誰もが安心して暮らせる社会に一歩でも近づくと信じて。