今日はドイツでの、鍵をめぐる私の苦難について…。
ドイツは滞在が結構長かったので、色々やらかしました。


ドイツに到着した日、未来のボスが、
一応、できるかどうかの確認のため、
「それじゃ、アパートの錠をかけてみて」
とおっしゃいました。

アパートのドアは、向かって左側に蝶番が
ついているドア(左開き)だったのですが、私は

開けるときは90度時計回りに回して元に戻す、
閉めるときは90度反時計回りに回して元に戻す、


というタイプの鍵に慣れすぎていて、
同じように反時計回りに鍵を回して閉めようとしたんです。

でも、全然回らないんですよね~。。。


と言いますのも、
鍵を回すことでドアから壁に向かって出てくる
デッドボルト(施錠するためのボルト。
かんぬきとも言う。これのこと↓)なんですが

$あさちーな日記~イタリアンな相方とのアメリカ暮らし~-デッドボルト

ドイツ(に限らずたぶんヨーロッパの国のほとんど)では

鍵を時計回りに回すことでデッドボルトが右へ進み、
反時計回りに回すことでデッドボルトが左へ進む
んです。

(アメリカもそうだと思いますし、日本にもこういう鍵は
たくさんあると思います。)

ヨーロッパのデッドボルトの特徴は

やたら長いこと。


鍵を回す方向を間違えている私に向かって
ボスは穏やかに、優しい声でおっしゃいましたよ…

「…あさちーな。僕は常識的に考えて、
このドアの場合、閉めるならデッドボルトが右へ
進むよう、つまり鍵を時計回りに
回すべきだと思うんだよ。」

と。 まぁ、今となっては、確かに感覚的には
分かりやすいなと思うんですけれど、当時の
私にとっては、『えっ、そうでしたか?!』って感じで

まぁ、とりあえず90度時計回りに回しましたら、
やっと錠がかけられまして、『はー良かった…』
と一息ついたところで、再びボスが

「…僕の個人的見解では、もっと回した
ほうがいい
と思うんだがね…?」

とおっしゃるわけなんです。
で、なんか意味が分かってなさそうな私の前で
私の回した90度に加えて、

630度ぐるぐるぐるぐる回し

完全施錠してくださいました。

完全施錠するには、720度も
鍵を回さないといけないなんて、
私全然知りませんでしたよ!

もー、初日から鍵の使い方
だけで、びっくり!!

どんだけ長いんですか、
デッドボルト!!



しかし、この程度は序章に過ぎませんでした。

最初の1年半ほど住んでいた大都会のアパートは
ゴミ捨て場が、車のガレージから入れる
中庭にあったのですけれど、ガレージの鍵はあっても、

またね…、開けられないんですよ…。

でも、このガレージの門の錠を開けられないと、
ゴミを捨てられなかったので、
正直なところ、かなり深刻な問題だったんです。

最初の頃は、ゴミを捨てないわけにいかないので
どなたかが車で出入りしてガレージが開いている時を
見計らってダッシュで捨てに行っておりました…。

けどねー、私も考えが甘いですよね~

ある日、ダッシュで行ったつもりが
ガレージのドアが風か何かでガシャーンと閉まっちゃって

極寒の真冬に、コートなしで
ガレージに閉じ込められました。


これ、2006年の冬のことなんですけれど、
もー、めっちゃくちゃ寒い冬でして、
ベルリンで-20℃を記録したとか、
日本でもニュースになるくらい寒い冬でした。

普段は当然、ダウンのコートを着ていたのですが、
私、あまりにもゴミを捨てることに必死で

あっ、今ゴミ捨てチャンスやん!!

と、焦って飛び出し、コートも着て来なかった、
というわけだったんです。そして、コートさえ
着てこなかったくらいですから、携帯電話も
当然のように携帯していなかったわけです。

で、仕方なく、震えながらどなたかが来るのを
待ちまして、幸い10分くらいで同じアパートの方が
いらっしゃったので、家に戻れたんですけれど…

こりゃもう無理やわ、と思い

大家さんにガレージの門の鍵がおかしいと言って、
新しい鍵と取り替えていただきました。

大家さんは、絶対に開くから大丈夫、
私自身が試してみたから、とおっしゃったのですが、

やっぱり、開かないんですよね~。


どなたかが車で出入りされており、既に
門が開いているときに鍵を差し込んでみると
この鍵、ちゃんと回るんです。
だけど、一旦閉まると全く回らない。


本当に途方に暮れまして、同じ研究室の方に
ちょっと相談しましたら、ボスも含めて、
それはやっぱりまだ鍵がおかしいのかもしれないし
ガレージの錠がさびついているのかもしれない、
って話でした。

しかしね、実は
テクニックがあったんです!


皆さん実は、自分があまりにも自然に使っているため、
テクニックがあるってことにさえ気付いておらず、

そして、私がそのちょっとしたテクニックを知らない
ために、ドアや門を開けられない、とは
誰も想像さえできなかったって感じ?

皆さんね、すぐに鍵が回らない場合、ちょこっと
ですけれど、ドアを引きながら、または
押しながら鍵を回している
んです!

ドアのたてつけが悪いのか、ただ単に古すぎるのか
知りませんけれど、結局ちょこっと引いたり
押したりすることで、鍵を回してデッドボルトを
動かせる、ちょうどいい位置を探せる、
ってことだったんです。。。

ああ、そう言えばポルトガルのお手洗いでも…!
と、後々思いましたけれどね、



そんなテク、知らんし!!
少なくとも、そんなテクは
日本の常識ではない!




これ、ある日ドイツ人の学生さんの行動を見ていて
ハッと気付いたことで、以来、ガレージの門も
開けられるようになりました。


あと、もう1つやられたのが、
ラッチボルト(扉が風圧などで開かないように
仮締りするためのボルト。これのこと↓)ですね…。


$あさちーな日記~イタリアンな相方とのアメリカ暮らし~-ラッチボルト

日本のドアは、ドアのノブ(握り玉タイプ)が

絶対回りますよね。

ドアの内側からも、外側からも、ノブを回せば
ラッチボルトがひっこんで、ドアが開きますよね。

これがねードイツの握り玉ドアノブの多くは

外からだと回らないんですよ~!!

だから、鍵を持たずにドアを閉めちゃうと

いきなり締め出し!

レバーハンドルタイプだと、外からでも開けられる
んですけれど、握り玉ドアノブだと、

回りそうな形状のくせに回らない!!

これは、かなり気をつけていたつもりだったのに、
小さい町へ移った直後、ついやってしまったんです。
日本にいたときの癖が抜けていなかったんでしょう。

ちょっと慌てていて、外に飛び出した際に

後ろでガシャンと音をたててドアが閉まりましてね…


ぐっは~
鍵持っとらーーん…!

ノブ回らんしーーー!!


という。。。

あれはやられました。。。

ヨーロッパの鍵は本当に怖いです。
次回はイタリア編について書きたいと思います。


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最後にもう一度、これはアメリカのドアですが、
上がデッドボルト、下がラッチボルト↓。
私、今回初めて、デッドボルト、ラッチボルト
という名称を知りました。

$あさちーな日記~イタリアンな相方とのアメリカ暮らし~-デッドボルトラッチボルト

このデッドボルトが90度分に対応していますので
720度回して完全施錠するようなヨーロッパの
デッドボルトは、これの8倍の長さがあるわけですよ。

軽く、私の想像を超えておりました…。


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