
こんにちは^^*
東野圭吾の『片想い』
読みました*
この『片想い』は
東野圭吾さんの小説のなかでも
一番好きな作品かな*
10年振りに再会した
学生時代の部活のマネージャー・美月は
男になっていた
俺は性同一性障がいだ、
お前たちと過ごしていた学生時代も
そしてそれよりずっと前から、
と告白した美月は
さらに人を殺してしまったと告白する――
確か最初に読んだのは
高校生のとき
今では耳馴染みになった
「性同一性障がい」という言葉だけれど
その当時はあまり広く知られていなくて
「金八先生」とかも相まって
徐々に知られるようになりましたが
高校生の私には
ほんと今まで知らなかった、
思いも寄らなかったことでした
それまで自分のなかにあった
「男はこうあるべき」とか
「女はこうじゃなきゃ」っていうような
深く植え付けられて
もう「無意識の意識」になっているような考えを
くつがえしていった本でした
そして自分の無自覚や無知が
誰かを傷つけているんじゃないかな?
って恐れもした
本を読んでいると
その世界でさまざまなひとに出会う
自分と違うからといって
自分が知らない世界だからといって
排除するのはやめよう
だって自分が理解してもらえないのも
誤解されてしまうのも
とってもつらいから
年を重ねるこどに
理解されたくてもされない辛さ
片想いのような一方通行を
味わった回数も増えていくけれど
でもだからこそ私は
なるべく相手の意図を、心情を
相手の思うとおりに理解したいと思う
…でも実際そのときになると
本当に難しいのだけれど(*´ω`)
東野圭吾さんの小説は
単なるミステリーっていうんじゃなく
謎解き以外の部分でも考えさせられるところがあって
深みがあるなって思う
どの作品を読んでも
また新たな深みを発見できるから
今まで東野圭吾さんの小説を読んで
ハズレたことがないので
東野圭吾さんは私の好きな作家さんです*