「女子の武士道」・「女子の教養」(以上 致知出版社)、「五月の蛍」、「仕事で活かす武士道」(以上 内外出版社)などの著者で、三ヶ根観音
戦没者慰霊園護持・奉仕会の会員でもある、作家の石川真理子さんが、
このほど、新著「女子の品格」(致知出版社)を書き下ろされ、今月15日
に発刊されることになりました。
「女子の武士道」、「女子の教養」(いずれも致知出版社)に続く、石川
さんの「武家の教え」シリーズの第3弾として発売されるものです。
(イキカイカク大学メンバーと共に三ヶ根慰霊園に来訪された石川真理子氏
=前列左から2人目= 令和元年7月8日)
9月15日の発刊に先立ちまして、昨日(12日) ちょうど満7周年を
迎えた、三ヶ根観音戦没者慰霊園の月例清掃奉仕会に際し、日頃
奉仕会がお世話になっている三ヶ根観音さんと奉仕会のメンバーにと、
石川さんお手元の中から、特別にご本を送って頂きました。
(三ヶ根観音本堂にて <9月12日> ご本を手にされているのは同観音副住職 小笠原啓明師 )
(百八観音像前で記念撮影<9月12日>)
このご本では、まず「序文」にあたる最初の部分で、
(1)真の品格は大和(だいわ)より発する
(2)すでにある宝に気づく。宝は磨いてこそ光
(3)受け継ぐための新しい形
(4)良縁も開運も品格次第
という4つの視点から、石川さんが本書を著わされるに至った熱い思いが
述べらています。
そして、その思いの下に、本編では、「武士の娘の美学」として、全6章50項目に渡り、品格を磨き、人としての徳を高めるための日常の暮らし方の大切な事柄が、分かり易く記されています。
(本編 目次の一部)
本のタイトルは、「女子の・・・」となっていますが、私などは、この本に
述べられている各項目を読ませて頂きますと、何も「女子の・・・」と限定
しなくても、男性にとっても大切な事柄ばかりではないかと思います。
むしろ「日本人の品格」として、男女に関らず、多くの日本人が、
このご本から学ばねばならないのではないか などと正直思うのです。
「女子の品格」についての石川さんご本人のコメントが、石川さんの
ホームページにありますので、ご関心のある方は、下記のURLを御検索
ください。
昨日(9月12日)の三ヶ根観音戦没者慰霊園は、暑くもなく、朝から
凌ぎやすい一日でしたので、霊園内の清掃奉仕もはかどりました。
2013年9月から、当慰霊園で定例奉仕会をスタートさせて頂き、
昨日で丸7年過ぎたのですが、昨日は、三ヶ根山から普段中々目にする
ことが叶わない、伊勢湾口に浮かぶ「神島」もクッキリとその姿を表わし、その背後には伊勢志摩方面も遠望することが出来ました。
更に、夕刻の西の空が茜色というよりは、黄金色に神々しく耀くさまにも圧倒される思いでした。
こうした珍しい光景を目にすることが出来ましたのは、いつもながらの
我田引水的な見解ながら、これまで清掃奉仕会として、連綿として7年間、
毎月の奉仕作業を続けてきたメンバーや、慰霊園に眠る英霊たちに普段から思いを寄せて下さる方々への、神様(英霊方)からのプレゼントだったのかもしれません。
(慰霊園から三河湾を眺望 9月12日 撮影)
(写真の右の方に、前方後円墳のように浮かんでいるのが、三島由紀夫の小説「潮騒」でも
知られる三重県の「神島」。その向こうに連なる陸地が、紀伊半島の伊勢志摩方面。 9月12日)
(慰霊園から眺めた夕景 9月12日)
拝