よくテレビや雑誌で女性タレントが「私イケメンは好きじゃないです」とか言ってるのを耳にする。
実に上手い言い回しである。
「イケメンは好きじゃない」=「ブスでも性格よけりゃOK」と繋げがちだが、この発言にそういった希望など一切ない。
この発言の裏に隠れているのは
「例外的に存在する性格のいいイケメンは良い」
「イケメンともてはやされはしないものの、それなりにら顔は整っており、ルックス以外の魅力を多く持っている人はOK」
といった様な意味合いを含んでいると考えられる。
そもそも彼女達はイケメンじゃなくてもいいとは言っているが、ブスでもいいとは言っていないのである。
ただのブスはお呼びでないである。
ブスでも性格良けりゃモテるなんて話も良く聞くが、私の周りにそういったモデルはいない。
性格のいいブスは結局「いい男友達ポジション」確定なのである。
ディズニーの映画に「ノートルダムの鐘」というのがあるが、あれがいい例である。
つまり何が言いたいかというと、それなりに顔が整っていなければスタートラインにすら立てません。ブスが許されるのは医者、弁護士、税理士などの高額納税者か豪族の子孫だよということです。

「私イケメンは好きじゃないです」という言葉は、「私顔では一切選びませんよ?」という意味では一切ございません。