作品テーマ 「伝承」と「愛」 | 朱岐~aki~ macrame のぼちぼち、ゆっくりね。

朱岐~aki~ macrame のぼちぼち、ゆっくりね。

こころ場所(どころ) and での出来事・お知らせ
朱岐~aki~ macrame が思ったことetc.


テーマ:
大阪 八尾市 マクラメ編み 教室 ワークショップ アクセサリー 販売 
ココロ場所(どころ) and 
店主 篠田 朱岐~aki~ です。

またまた久々の更新です。

アップしないとなったら何週間もせず。


書くとなると長文です。


相変わらずの私でございます。

今日は、本日無事に納品させていただいたオーダー作品の
ご紹介をさせていただきたいと思います。

作品の紹介はもとより、ご依頼をいただいた時からの偶然
いや必然の物語を、今日は読んでいただけたらと思います。

今回は今までで一番長いブログになると思います。
ぜひ、最後まで読んでいただけたらと思います。


ご縁。繋がり。

今回いただいたご依頼が、今の私の生き方。感じ方の全てが含まれているのではないかと思える時間と作品になりました。
作品…と呼ぶのも少し違うと思ってしまうくらい。


今年の八月。お盆明け。
ホームページのお問い合わせからご連絡をいただいたY様。

なんと私の尊敬する大好きな作家様
タウの木 の 中村ヨウイチ 様のお知り合いの方。

中村さんは本当にびっくりするタイミングで、導いてくださるような言葉をくださったり、4月の奈良ノ空カラの出店で初めてお会いさせて貰ってから、まだ月日はそんなに経っていませんが、何も相談していないにもかかわらず、落ち込んでいる私にいつも光をくださるような、本当にお世話になっている作家様。

その中村様が、Facebookで私のページにいいね♪をしてくださり、
それをご覧になったY様が私にご連絡をくださいました。

ご依頼の内容は…

去年亡くなられたお父様の形見のループタイをマクラメ編みでY様が使えるようにしたい

とのご希望。

棺に入れるはずだったループタイ。
入れ忘れ、Y様のお手元にあるとのこと。

それは、間違いなくお父様がY様に持っていて欲しいと思われたから。

お父様。。。形見。。。

そんな大切なもの…

私に

私を見つけてご連絡をくださったのは本当に嬉しい限りでした。
ただ、私に編めるのか...と同時に不安がありました。

実際に編めない形かも知れないので、その旨ご返信させていただき
9月の奈良ノ空カラの出店にお持ちいただくことになりました。

お父様が大切に身に着けられていたものを、娘様にも身に着けて欲しい。

どうか。私に編めますように…

そんな思いで、9月初旬にお会いさせていただきました。

見せていただいた石は、私が今まで編んできた石の1.5倍~2倍は
ある大きさ…
大きい…
形は包める形。

何よりもY様のお気持ちに応えたい。

その気持ちで、編ませていただきます。と返事をしてしまいました。

お店に持ち帰り、改めて見させていただき…
しばらく、にらめっこ。
本当に大丈夫?編める?
私で大丈夫?

Y様には、お会いした時に、編める時がくるのを待っていただきたい。
お日にちをいただきたい。とお願いしました。
Y様は快諾してくださり、私に託していただきました。

きっと編める時が来るはず。
それまで、少し向き合わせて貰おうと思いました。

その後、何度か見つめ合い、石の周りの部分を編んでみる。
やはり大きい・・・


そして、編むには越えなければならない壁。
紐部分をカットしないといけない。
切ったら元には戻らない。モチロン。
切れない。
う~
なかなか切れない。


そこから2週間ほど経ったある日。
よし、今日だ!
切らせて貰おう。と思い、改めてY様にご連絡。
本日、紐部分をカットさせていただきます。
と。

しばらくするとお返事があり、

昨日、父の一周忌を無事に終えました。

とのこと。

・・・

・・・

・・・!!

そんなことってあるの?
そんなタイミングって


昨日


色々な気持ちや言葉が私の頭の中を飛び交いました。

これは、お父様が編んでいいとお許しをくださった。

グズグズせんとさっさと編め!!

とか。
苦笑い

これは、今日しか切れないと確信して、紐を切らせていただきました。

あとは、大きさとデザイン。

・・・まだだ。

そこから1か月。
反省!

お父様のパワーと石の大きさを考えると
3~4日は確実に連続で欲しい。

でも、まだだ。

Y様にもうしばらくお時間をくださいとご連絡をすると、

Y様の息子様がおじいさまのことを書かれた作文が去年、市の文集に掲載され、その作文が今度はY様の職場の新聞にも掲載されたとのこと。
しかも今日だと…


それをY様自身のブログにアップしようとしていた矢先に私からの連絡...だったとのことで…

あるんですね。
本当にこんなタイミング。
偶然ではなく必然。

何かを感じずにはいられない。

画像で送っていただいた息子様の作文。

本当に暖かく、優しい。
お父様のお気持ちが、間違いなくお孫様に伝わっている。

改めて、気持ちを整えて向き合わせて貰わなければ・・・

そこから、また2週間。

本当に時間を作れない。
私のただただ管理不足。というのもある?かも?なのですが、
気持ちが整わない。

まだだ。

と思っていたら、2週間ほど先の予定を見ると丸々3日間。
すぽーんと空いてる日がありました。



本来なら、教室のある日。

ありがたいことに最近、週末のどこかには必ず教室に生徒さんが来てくださってました。
その開催予定の週末がビックリするくらい埋まっていない。
別の意味で心配しなければいけないのですが


ここだな。

と思ってしまいました。

きた。

その2週間後に向けて気持ちを整えながら、
お父様や、Y様、息子様、そしてご家族様の想いを
感じながら、

やっと編ませて貰える日が来ました。

やはり編み始めると、一種のトランス状態。

真っ白な状態から始めるのですが、
少し進むとテーマが出てきました。

「伝承」

デンショウ


自分で感じながら、あまり口にしたことのない言葉に、自分でびっくり。

「しきたり、風習、信仰、言い伝えなどを受け継いで後世に伝えていくこと。」

だそうです。

そっか~。

お父様の伝えたかったこと。
娘様へ、お孫様へ。
きっと伝わっている。

お父様がそこにいらっしゃらなくなっても、
お父様の想い。
愛情。
間違いなく受け継がれている。

そうか。
そうだ。

そして、そこにはやはり

「愛」

が、あるのです。

編みながら、お父様と会話させて貰ってるかのような時間でした。
ひとりぶつぶつ喋っていたかもしれません




お父様のカーネリアンの石から下の
両サイドにうねうねしている部分。
これはお父様の両腕。
上から下に包みこむように。

そして、真ん中のカーネリアンの天然石ビーズ。
これはカーネリアンでなくてはいけなかったのです。
お父様のDNA。お父様の想い。宝物。

私の手もとで眠っていたカーネリアンがあったことを思い出し、
使わせていただきました。
同じ色合いでまたビックリなのでした。

このビーズがお子様達。
Y様はもちろん、受け継がれる子孫の方々。

間違いなく、お父様の宝物。
お父様が宝物をそっと包んでいます。

そして、ビーズの上に羽のモチーフ。
宝物が羽ばたくように。

そんなお父様の想いが、私の指を動かせてくれました。

たいそうな・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これが、今の私の編み方であり、託された想いだと思っています。

そして、少し心配だった部分。
裏側の紐が通っていた部分

本来ならネックレスにする際、加工して削るのかも知れないのですが、
私にはできませんでした。

なぜなら、その部分はお父様に一番近い部分だから。
お父様に一番触れていた部分。

多分、装着の際も大丈夫だろうと思い、加工はしませんでした。
実際はできないのかもですが、加工を頼もうとは思わなかった。が正しい言い方かもしれません。

この先、もしマクラメ編みに興味がなくなられる
ということがあっても、
お父様の残された石をそのまま残しておけるとも思いました。

トップ部分が編み終わり、首回り、バックポイント…

いよいよ完成が
、ゴールが見えたー

と同時に、ふっと力が抜け
そこから2日間
一旦寝込ませていただきました。


力尽きてしまいました。
昼寝

仕上げがまだあるのに~
苦笑い
と思いながら、最後の仕上げはしっかり

とお父様がおっしゃってるようで、
身体を充電させて貰い、仕上げさせていただきました。




そして、今日28日。

お父様の気持ち。
色々な事、これまであった出来事。
お話しさせていただきたく、直接Y様のもとにお持ちさせていただきました。

お渡しさせていただけた瞬間に、嬉しくて私が先にうるうる
顔。フライング。
Y様ごめんなさい。
ありがとう

すぐに着けてくださり、
本当に良くお似合いで、
更に感動してしまいました
キラキラ




お父様のお写真の前で、色々お話しさせていただき、
実は、Y様と私、同じ年だったり


お父様の住まわれているところ、すなわちY様のご実家が、私の両親の育った町の本当に近くだったり・・・


小さい頃、両親の実家に帰ると行っていたレストランが同じところだったり…


改めて、お父様が繋いでくださったご縁だったんだと思わせていただきました。


お父様のお気持ち、Y様のお父様へのお気持ちが更に伝わり、
こんなにも大切な宝物を私に託してくださったこと
改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

長い時間、お預かりさせていただき、
その間も急かすことなくお待ちいただき、
本当にありがとうございました。

私にとって、Y様の宝物を編ませていただけたことは、
もう一度マクラメ編みと向き合える
大きな出来事になりました。


想う気持ち。

形にはない確かなもの。

そんな心を教えていただける時間でした。

本当にありがとうございました。

これからも、お父様のお気持ちとともに
Y様、Y様のご家族皆様が暖かく幸せな毎日を過ごしていただけるよう
お祈り申し上げます。


気持ちのまま書かせていただき、
びっくりするような長文。
最後まで、読んでいただいた皆様。
本当にありがとうございます。

ここからまた新たなスタートのような気がしています。

Y様とのご縁。
中村様からいただいたご縁。
そのまた前からと考えると、本当に繋がっている。
感謝です。


不思議なこと。
偶然。
必然。
タイミング。

私は、それをご縁と感じています。

本日もありがとうございました。



●●●☆●●●☆●●●

ココロ場所(どころ) and

朱岐~aki~


●●●☆●●●☆●●●

朱岐〜aki〜 macrameさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス