ブログを見にきてくださって

ありがとうございます✨



私には小学二年生の一人息子がいます✨

息子には

自閉症スペクトラムという診断名がついています。




昨日は

ショックが大きくて

何も手につきませんでした。



昨日、スーパーへ行く途中

学校の前を通りかかると

ちょうど

息子のクラスが体育をしていました。


息子の姿が見えたので

隠れつつ

少し見ていたくて立ち止まりました。


すると

息子が

突然列から離れ

泣いているように見えました。


??

なに??

どうした??

私は胸がザワザワしてきて

なにがあったのか

知りたくて知りたくて…

息子が帰ってくるまで

そのことばかり

気にしていました。



そして

息子が帰ってきたとき

『今日学校でないた。』

という言葉をきいたとき

やっぱり…と

更に苦しくなりました。



『実は今日ママ

たまたま小学校の前通ったとき

見てたんよ。

なにかあった??』


息子は驚いていましたが

そのまま話し始めました。


『今日リレーしたんだけど

ぼく負けそうだったから

『どうせ負けるし。』

って言ってしまったんだ。

そしたら

○○くんが怒って先生に

そのことを言って

ぼくは

先生に怒られたんだ。』



ショックでした。


『それは

『みんなでがんばるぞ!』って

思ってた○○くんは

悲しくなるよ。

それは

言っちゃダメなことやなぁ。』


『うん。』


このとき私は

息子がそんなやさぐれたことを

言ってお友だちの士気を下げてしまったことが

すごくショックでした。

息子になにを言ってあげればいいのか

その時は

わからなくて


『負けてもないのに

そんなこと言ったら

みんながんばるぞ!って

思ってるのに

やる気がなくなるよ。

リレーってみんなと力を合わせてがんばるものやから

頑張れば負けてもいいんやで。

今度からは

〝どうせ負けるし…〟

じゃなくて

〝がんばるぞ!〟って

思った方が

自分もリレー楽しめると思うよ。』


『うん…。』


『明日

○○くんにごめんねって

言ってみたらどうかな??』


『うん。言いたい。

怒ってたし。

先生にも。』



そこで

話を切り上げました。




息子が寝てから

ひとりになって考えていて

気がついたのは

息子は失敗したり負けたりすることを

極度に嫌がる傾向にあって

今回のリレーも

負けが見えて

それがいやで

自己防衛のため

そういう発言をしたんだということです。

負けたら悲しいし自分を責めてしまう…

ならはじめから

〝どうせ負けるわ〟と発言することで

自分の心を守ろうとしたのかな…と。


でも時は遅しで、

とっさに

息子の気持ちを代弁したり

共感してあげたりすることが

できませんでした。



息子が

こんなやる気なく

やさぐれて、

みんなを嫌な気持ちにさせる発言をしたことが

本当に

本当にショックで

そちらに思考を持っていかれて

息子の気持ちに

寄り添うことが

できませんでした。



本当に

母親として

まだまだだなと

反省しかありません。



このことを

夫に昨夜

話してみると


『共感するのは大事だと思うけれど

息子の場合は

コミュニケーションが苦手なんだから

今回君が息子に話したように

どうして相手の子が怒ったのかを

説明することで

相手の気持ちを理解できて

自分の発言の何が相手を怒らせたのか

こういう状況の時は

どういう振る舞いをするのか

を学ぶ必要があったから

それでよかったと思うよ。

でもやっぱり

負けるのが怖いことを

共感してあげることも

大事だとは思う。

今後の課題は

〝負けたり、失敗することを怖がらなくてもいい〟

ということを学ぶことと

〝口に出す前にその言葉が

今の場面で適切か考えられるようになること〟

だと思うよ。

まだ

二年生だから。

ほら!

俺とゲームしてる時

いらんこと言って叱られてる時とかに

まずは負けるのが嫌なんだなと

共感して、そのあとに負けてもいいことを

毎回毎回話していくよ。

簡単にはなおらない考え方の癖みたいなものだけど

何度も何度も話すよ。

それと

負けてもいい!!

それより今を楽しむことを

たくさん伝えていこう。』

と話してくれました。


夫のポジティブさに

救われました。


私だけで考えていたら

落ち込むところまで落ち込んで

更に自分のネガティブな感情を

息子にぶつけてしまうと

思います。


今回のことで

息子の取り組むべき新たな課題が

明確になったので

改善へ向かうよう

親子で頑張ろうと思います。


ショックは大きかったけれど

知らずにいたことのほうが

恐ろしいと思うので

知れてよかった息子の悪い一面でした。


人間だから

良いところも

悪いところもあるし

それをひっくるめて愛しい息子です。

そのことは

息子に伝え続けたいと思います。


そして

またより成長できるよう

精進していきたいと

思えた出来事でした。




長くなりましたが

お付き合いくださりまして

ありがとうございました✨