にかほ再発見!自然観察会『冬師湿原を散策しよう』♪ | adadaの行き当たりばったり。

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田舎の普通のおばばの垂れ流し日記です。野良の花など、植物の名前は間違っている場合があります。その時はごめんなさいね(-"-)

 今日は毎度おなじみ、市の自然観察会に参加してきました(^^)

 雪の季節にかんじき履いたトレッキングで二度訪れた冬師湿原が「未来に残したい草原の里100選」に選ばれたそうで、この季節の散策でしっかり歩いてきました。

 

 いろんなことをたくさん聞きましたが、すみません、例によって忘れました"(-""-)"

 ただ草原を守るのはとても大変で、冬師では住民のみなさまが山焼きを行っているのだそうです。そうしないと草原はたちまち森林になってしまうので、この国の草原は20分の1ほどに減ってしまったとか。

 ここにも草原でなくては咲かない花とか昆虫とか、貴重な絶滅危惧種がたくさん生息しているそうですが、住民の方も高齢になって、守っていくのはとても大変だということです。

 

 

 鳥海山がよく見えて、暑いくらいのお天気です。

 

 

 

 みんながこの木を見上げていましたが、遠すぎて名前はわかりませんでした。

 

 

 山焼きの跡にはワラビがたくさん出ています。

 でもこれを採るためには入山料が必要なので、今回は一本も採ってはいけないというお達しがございましたm(__)m はは~~

 

 

 

 

 ヤナギがふわふわの種を飛ばしていました。

 

 よく見るけどなかなか見分けがつかないキジムシロとミツバツチグリ、違いを指導員さんたちに教えていただきましたよ。

 

 

 

 これはミツバツチグリで、葉の先が三枚になっています。ミツバですね。

 

 

 

 こっちのキジムシロは葉が茎に引き続きついている、のだそうです。全体にロゼット状に広がりムシロのようになるそう・・・ですが、やっぱりあんまりよくわかりませんね(;^_^A

 

 

 湿原の面目躍如(??)

 

 

 村にはそっくりなウマノアシガタがたくさん咲きますが、直立してるこれはキンポウゲだそうです。

 

 

 ミズバショウもあちこちに見えます。

 

 

 

 オオヤマフスマ、小さいけれど見つけちゃいました(^^)

 

 

 みなさんの足元に可憐に咲いているのは

 

 

 

 アズマギクだそうです。これも草原でないと育たないので、県の絶滅危惧種になっているとか。

 

 

 アズマギクと鳥海山ざんす。

 

 

 

 

 

 ミツガシワの群生地も湿地でした。

 

 

 大潟溜池から望む鳥海山ざんす。

 

 

 桜の幹に開いているのはキツツキの穴で、子供が育っていることもあるそうです。

 たくさんの鳥の声も聞こえました。ウグイスとカッコウが一緒に鳴いています。他にも夏鳥の声が聞こえると、指導員様たちが話していました。(名前、忘れました、すみません。)

 

 隣の桜にはクマ棚が作ってありました。小さな実を食べにくるそうです。

 

 

 

 ズタヤクシュ、喘息の薬として使ったそうです。

 

 

 

 

 とても広々として、すがすがしくて、爽やかで、気持ちよかったです。

 4.5キロは歩いたそうですが、あまり楽しくてそんな感じは全然しませんでした。

 

 圧倒的におば様たちが多かったので、採ってはいけないワラビの大群に、みな悲鳴を上げていましたが、どうぞ後日改めて千円握りしめて何時間でも採ってください。(ということでした(;^_^A )

 

 山焼きが終わって見晴らしのいい今だけの時期に、山体崩壊の流山そのものを、鳥海山を仰ぎながら歩く、それも指導員様、公民館の担当様たちの説明を聞きながら、であります。

 

 またいい体験をさせてもらいました。ほんとにありがとうございました<(_ _)>