『2008年5月1日 「お鼻の色」セキセイインコ精巣腫瘍のシグナル』

精巣腫瘍のひとつのシグナル、「お鼻の色」。
精巣腫瘍になり、女性化することで、鼻が男の子の色（青）から、女の子の色（茶）に変わるそうです。
ちなみに、女の子の鼻の色は基本的にピンクなのですが…精巣腫瘍で変わった場合、かさつきがひどくて茶色に見えます。
アルの場合、ハルクインであるため、通常のお鼻の色が、男の子インコさんのように青ではなく、ピンクです。
ちょっと混乱してしまうかもしれませんが…アルはピンクがデフォルトの健康な状態です。

2006年7月ごろの写真です。
この頃は、かさつきもなく綺麗なピンクのお鼻をしていました。
半年くらい経った2007年の2月くらいから鼻がかさつきだし、その後すぐに病院にいったのですが、その時は「乾燥だろう」と診断を受けています。
その頃の写真もあるのですが、写真だとあまりかさつきがわかりませんでした(-_-;)

2007年4月ごろの写真です。
病院へいって入院する数日前です。
この写真を撮っている私は気はついていませんが、お腹はすでに膨れている状態です。
写真だとあまりわかりにくいかもしれませんが…この写真よりも実際もっと茶色でかさついています。
写真の撮り方がうまくないのですが…少なくとも上の写真よりも鼻がかさ付いて、色がにごっているのがわかるのではないでしょうか？

退院した後のアルです。
光が正面からではなく後ろからのせいもありますが…かなりお鼻がかさついて色が濃く茶色になっています。口周りが汚いのは、茶色い液体のお薬を飲んで着色してしまっただけで、吐いたりしていたわけではありません。

わかりにくいと思いましたので、並べてみました。
アルの若さ、光の当たり具合が違うのは…許してください(^_^;) 左が若くて健康な時のアル、右が精巣腫瘍を患い鼻が茶色になった7歳のアルです。
あからさまに「違う」のはわかってもらえるでしょうか？？ちなみに、右のアルの口周りの羽が汚れているのはお薬のせいです。
吐いたりしてるわけではありません。
アルが暴れるのでお薬が口の周りにべっとり(+_+)

鼻のかさつきがあると、絶対、精巣腫瘍だ！と限定されるというわけではないと思います。
老化でかさつくことは人間でもあることですし、私の知り合いの健康なお年寄りインコも鼻がかさ付いていましたので…(-_-;) ただ、青い鼻が茶色くなる…といった色の変化は、危ないのでは？…と私は思います。

私の場合、鼻のかさつきが軽い状態で病院に行ったとき、「乾燥」と診断されました。
その時はそれでよかったのかもしれませんが… かさつきが続くのを「老化」として…自然現象として受け入れずに、しつこく検診にいけばよかったな…と反省しています。
一度「○○」と診断されても、それが続く、あまりにも不自然と思ったら、もう一度検診にいくことをお勧めします。

また、ぶっちゃけ、その先生の言うことが怪しい…信じられない…心配だ…などという気持があるのでしたら、他のお医者様にも見てもらうといいと思います。

犬の健康状態は鼻でわかるといいます。
インコさんの健康状態も広い意味で言うと似たようなもので、鼻でわかる健康状態もあるんですね。

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