発破をかける、というのはとても疲れる作業だ
「もっとがんばれ」
「もっとできるはず」
これは自分のモチベーションを相手よりも高めないとなかなか言えるものじゃない
発破をかけることで
がんばれる人もいればつぶれていく人もいる
さじ加減が必要
「そうは言っても大変だよな」
「そんなこともあるよな」
そんなことを考えるのも嫌だったのに
いつの間にかあの手この手で相手を励ましたり、おだてたり、叱ったり
本音なんだけど
たまに演技っぽさを自覚して恥ずかしくなる
考えてみると自分もいつも誰かに発破をかけられていた
子供のときも、大人になっても
いつも誰かがその役割を買っていた
今、それが自分に回ってきただけのことなんだろう
恩恵を受けてばかりではいけないね
還元しなくては