こんにちは
いつものお決まりの言葉
暑いですねぇ
言いたくないけど
つい言ってしまいますね
昨夜のこと
パリの従姉妹から突然のライン電話
夜の10時過ぎだったような
携帯に出ると
弱々しげな従姉妹の声
「もしもし、どうしたの？」
「お姉さん、こんな時間にごめんなさい
お姉さんの声が聞きたくて」と。
あっ、泣いてるな
振り絞るような声で
少しずつ話し始めた彼女
前日に
ラインのやりとりをしたばかり
彼女の声は直接聞くことなく
LINEのメールのみ
こちらの時間はお昼過ぎなので
むこうは夜の8時頃でしょうか
オリンピックの閉会式の話や
愛犬の のあちゃんの話などした後
私は出かける予定がありましたので
ラインを終えたんです
その後に彼女
「夜にでもお電話しても良いですか？」と
ラインで伝えたかったようです
が、
我慢したとのこと。
なぜかというと
日本では
夜遅い時間の電話はタブーと聞いているからと。
そして昨日
夜遅くの突然の電話
声からしてかなり辛そう
ただただ、彼女の話を聞きました
パリに暮らしていると
羨ましいと言われたり
そう見られたりすることもあるけれど
実情は厳しいものがあるようです
以前
彼女がインタビューして記事にした方が載った本が手元に。
彼女も取材したり
他の方の原稿を校正する仕事をしているわけですが
彼女に関わらないところで
噂や憶測が飛び交う狭い世界でもあるようです
仕事上のストレスが半端ないとのこと
彼女は
自分で「私メンタル弱いところがあるんです」と。
私からみたら
彼女は
誰に対しても
キチンと対応できますし
気も弱いとは思えません
むしろ強いと言えます
メンタル強くなければ
異国の地で
一人で30年以上も生きてくることはできなかったでしょう
仕事のことも
パートナーと別居している現状も
国籍は日本に持ち
フランスという国で暮らしながら
日仏どちらへも
税金を払いながらの暮らし
仕事が順調ならまだしも
不安を抱えての日々
ずっとフランスにいられるかどうかさえ
不安になるんだと
何より
こちらには
心許せる人
腹を割って話せる友人がいないんだと
心を許すと裏切られるという経験を
何度もしたようで
裏切られ傷つきたく無い
一人が楽
一人っ子で育ったので
一人でいることが気楽で
群れるとかが苦手
そんな感じで今ひとりぼっち
一人ぼっちの人間は
夜が怖いんです
朝を迎えるまでが
辛いんですと。
だから
こうして話を聞いてもらえるだけで
大きな助けになるんですと。
思いの丈を吐き出す従姉妹でした
無性に日本に帰りたくなるんですと。
帰ってくればいいじゃないの
娘の部屋、空いてるよ
物置部屋に、なってるけど
ベッドはあるよ。
日本の銀行や税金関係で
不安なこともたくさんらしい
そういうことは言ってくれれば私たちでできることはやってきたし、これからも遠慮しないでと。
そんなこんなを話しているうちに
声は明るくなり
最後は笑い声も聞こえるように。
私には
信州にもう一人
孤独な従兄弟がいます
本当にたいへんな中で
周囲との関係を断ち（絶たれ）
認知症の母親を抱えて
収入の不安も抱え
どうにか生きている従兄弟
この彼も
夜になると突然電話してきます
私はただ聞くだけ
その話の内容を夫に伝えると
夫が役に立つだろう資料を揃えて
郵送します
夫さまさまです
みな
必死で生きてます
「パリにお兄さんときてください」と従姉妹
何度も言われてます
飛行機に乗りたくない夫です
「お兄さん、飛行機乗ると耳が痛くなるんでしたね。じゃあ〇〇ちゃん（娘）と来てくださいよ」
娘のところは病気持ちの保護猫2匹いるので、旦那さんだけにお任せできないのよと言うと
「じゃあお姉さんだけでも遊びにきてください」
海外への一人旅？無理無理というと
飛行機に乗ってしまえば
あとはこちらの空港に迎えに行きますからと。
これから先私にだって何が起きるかわからないですから
私がこちらにいるうちに遊びに来てくださいと従姉妹
まだその気にはなれないけど
想像するだけで
なんだか楽しくなりますね
従姉妹との2時間にわたる電話
元気であれば
あまり心配しませんが
体調が悪い時は
メンタルにも
大きな影響がありますね
一人で孤独の中
頑張っている従姉妹です
私は一昨日から
歯が痛い
かかりつけの歯医者さんは
ちょうど盆休み
近くの歯医者さんに飛んでいったけど
レントゲンを撮って
今うちでできることはありません
かかりつけの病院で相談してくださいと。
応急処置のみ頼んだので仕方ありません
痛み止めで乗り切るしかないかな
早く17日になってほしいろここです（笑）
さてさて
どなた様も
お元気で
お過ごしくださいませ
ではではまた
ろここ
