シュトレンをしっとり焼き上げるには
①配合
②生地の作り方
③焼き方 エバリッチさんのシリコン型が使いやすい!!
①ですが、一応企業秘密というわけじゃないのですが、レッスンで行っているので受講なさった生徒様の為にすみません。
②生地の作り方ですが、練り方です。バターが50%入っているので手の熱で溶かしてしまうとアウトです。手の熱で溶かさないようにでもしっかりと生地を捏ねる。生地をちゃんとできる為にはルヴァンと中種をしっかり作る事がポイントです。
※今日の受講の生徒さん、中種を緩くしすぎない事がぽいとです。きちんとブクブクただ簡単に膨らまないように硬めに仕込む。
今日注目したいのは③の焼き方です。
コツは2つあるのですが、1つはエバリッチさんのシリコン型(通称シリコーン君・スクエアの170)、もう1つを知りたい方は是非来年もやりますので受講して下さい。
これは端の方ですね。中はイタリアの栗のペーストを入れました。
端っこのほうはサクザクっと軽い感じになります。
私の中でサクとガリは違うのです。どうしても風が回るコンベクションは「ガリ」っと焼きあがりやすい。
そこで登場するのがシリコン型。柔らかい生も扁平になりにくい。
接地面積が大きすぎると、ガリガリになる原因になります。
だから17センチの丸長型を使いました。
これです!!
こんな感じ。
真ん中部分。これはマジパンを入れたタイプ。
クグロフについてはまた後日書きます。
とにかく風を当てないようにして
焼きます。これに限ります。
そしてゆっくり火を入れるけどゆっくり過ぎると膨らまないでだれる。
初めはある程度の温度でオーブンキックさせてからゆっくり火を入れます。
家庭用のオーブンで難しいのはコンベクションなので上下の調節が出来ない事。
日を弱くすると一気に全体が弱くなる。
だからある程度の温度を保ったままでゆっくり火入れをしたい。
それが出来るように2つのコツがあります。
1つはこの型を使う事。
シリコン型は火入れが優しい。
でもこのシリコン型は最初はやさしいけど途中からきっちり入ってくるので焼き色も美味しそうにつく。
更に、この型を使うと、バターを最後塗る時(本当は漬けるのですが、
そこまでしなくてもよいかとお持っち得る)に少ない量できちんと塗る事が出来る。
また砂糖をまぶした後にこの型に入れて翌日まで保存。
翌日に粉砂糖を振る。
翌日までこの型の中で保存すると少し水戻りするのでしっとりします。
冷凍庫で一気に冷やし固める場合もそのまま入れる事が出来て非常に便利。
とまあかなりエバリッチさんの回し者のような書き方なのですが、
使いやすいです。そして引っ付かない。
「型破りな型離れ」というキャッチコピーは息子に言わせると
「それママ考えたの??やばくね」
という事です。大人的ギャグだって事分かってないなぁ(#^^#)
生徒さんは「これで私はコッペパン焼いてます。形がすべてそろうのも嬉しいです」とおっしゃっていた。
眠い・・・夜な夜なブログを書くと意味不明な事を書いていることが多い。
そんな時、気が付いたときは後日修正をしている。
変な意味不明な事を書いてある時は「あ・・眠いんだな」と
スルーしてやってください。
ホームページはこちら↓