皆さま、こんにちは!
今日は三江線からこちらの駅をいっちゃいます。
三江線・田津(たづ)駅です!
昭和24年11月に開業した、
単式ホームが1本あるだけの停留所タイプの駅でした。
ちなみに田津駅か開業したこの日、三江線では鹿賀駅も開業しておりますよ。
田津駅がある川戸駅‐石見川越駅の駅間距離は8,4キロ、
鹿賀駅がある石見川越駅‐因原駅間は6,6キロです。
三江線では早い時期から気動車(当時はガソリンカー)が導入されてましたので、
駅間が長い両区間にそれを停車させるために造られた停留所なんでしょうけど、
それにしても、こんな場所に駅が設けられようとは…
カーナビの情報を頼って田津駅に来たのですけど、
駅らしいものはまったく見えませんでしたよ。
ナビによれば、駅はこの民家辺りにあるはず…
あった!こんなところにホームがありましたわ!
ホームに上がる階段を探してキョロキョロと眺めました。
辺りから見ると、明らかに不審者な自分ですけど…
ワンちゃん、吠えないでね。
やっぱり吠えられた!
ワンちゃん、自分、怪しすぎてごめんよ~
先にも書いた通り、田津駅が開業したのは昭和24年のこと。
同時に開業した鹿賀駅とは、ホームや待合室がすべて一緒の双子駅でしたよ。
待合室に貼られた建物財産標をチェックします。
竣工年は昭和24年11月で開業年と同じ、間違いなしっすね!
田津駅に訪れてビックリしたのは、
昭和47年の豪雨により発生した江の川氾濫によって
押し寄せた洪水の水位ラインが貼られていたことです。
鹿賀駅の待合室でも見たアレですけど、その水位ラインが
江の川の堤防のすぐそばにある鹿賀駅の待合室と同じ位置にあったのですよ。
もしこれが本当だとすると、
駅周辺の住宅はすべて水没していたことになるのですが…
自然の猛威、恐ろしすぎますって。
改めて言うのもなんですけど、街も三江線もよくここまで復旧しましたよね。
田津駅を訪れた際は、この看板は要チェックですよ。
最後は待合室の中でまったりと過ごしてました。
美しい姿 美しい心 旅は道連れ卋は情け
ベンチに座った先には、こんな言葉が添えられてましたよ。
田津駅はつくづくメッセージ性の強い駅ですね。
正泉寺さんの名が記されてますのでお寺さんが貼られたのでしょう。
その下には、
「念仏の道は「おかげさま」と生かされる道 「ありがとう」と生き抜く道」とも。
残念ながら美しい心は持たず、不純に47年間も生きてしまった自分は
すぐにこの言葉をネット検索しちゃったのですけど、
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人が残された言葉でFA?
人生とは旅そのもの。
道はどこまでも繋がってますが、
目的地がなければ行く当てのない旅になってしまう。
人生を救いの方向に進ませるためには
「お念仏の道」を進むことが大切…的な意味が込められているとか。
取りあえず、この日の自分は「川戸駅」という行く当てがあったので
駅巡りをこの先も続けましたけど…
田津駅に来て、無人駅じゃなくお寺の本堂に居た気分になったのは自分だけ?
↑(江津駅方面)
江津本町駅(平成28年6月15日)
千金駅(平成28年6月15日)
川平駅(平成28年6月15日)
川戸駅(平成28年6月15日)
田津駅(平成28年6月15日)
石見川越駅(平成28年6月15日)
鹿賀駅(平成28年6月15日)
因原駅(平成28年6月15日)
石見川本駅(平成28年6月15日)
木路原駅(平成28年6月15日)
竹駅(平成28年6月15日)
乙原駅(平成28年6月15日)
石見簗瀬駅(平成28年6月15日)
明塚駅(平成28年6月15日)
粕淵駅(平成28年6月15日)
浜原駅(平成28年6月15日)
沢谷駅(平成28年6月15日)
潮駅(平成28年6月15日)
石見松原駅(平成28年6月15日)
石見都賀駅(平成28年6月15日)
宇津井駅(平成28年6月15日)
伊賀和志駅(平成28年6月15日)
口羽駅(平成28年6月15日)
江平駅(平成28年6月15日)
作木口駅(平成28年6月15日)
香淀駅(平成28年6月15日)
式敷駅(平成28年6月15日)
信木駅(平成28年6月15日)
所木駅(平成28年6月15日)
船佐駅(平成28年6月15日)
長谷駅(平成28年6月15日)
粟屋駅(平成28年6月15日)
尾関山駅(平成28年6月15日)
↓(三次駅方面)