皆さま、こんにちは!


今回の駅は濃いですよ。

国鉄時代は、時刻表にない駅(=仮乗降場)として、

駅ファンにはちょっと有名な駅なのでした。

それがこちらです。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07094

磐越東線・江田(えだ)駅です!

江田駅の歴史は複雑で、

正式に「駅」になったのは、国鉄がJRに移行した昭和62年4月のこと。

それ以前は、昭和23年に開業した江田仮乗降場を起源に、

信号場、そして再び仮乗降場となって、現在に至りました。


それにしても江田駅…

場所がわかりづらい!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07091

県道41号線の、この小さな標識を見落としちゃうと、

絶対に江田駅には辿り着けませんから。


この看板から山側に入ると、長い階段がありまして、

そこを登りきったところに江田駅はありました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07092

江田駅は観光名所である夏井川渓谷からも近く、

駅前にも観光食堂があるのですが、なんせ訪問したこの日は平日。

辺りには誰もおりませんでしたよ(お店も閉ってたし)。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07095

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07096

なぜか机があって、麻雀が出来そうな待合室 (;^ω^A
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0709a

江田駅は単式ホーム1本だけの棒線駅です。

ここで気になるのが、

かつて江田駅が信号場だったということなんですよ。

信号場と言えば、当然この場所で、

列車の行き違いが行われていたはずなのですが…


そこで、昭和52年に撮影された航空写真でチェックすると、

驚きの事実が確認出来たんです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07099

江田駅、かつてはスイッチバック構造を持つ信号場だったんですね。


国土交通省管理の地図には、

なぜか今でもスイッチバックの配線が記されておりました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07098

かつて貨物輸送が盛んであった磐越東線。

列車の行き違い設備を作る際に、

激しい急こう配が連続するこの地は、

スイッチバック構造の待避線を持たせたようです。

比較的、国鉄末期辺りまでは使用されていたスイッチバックですけど、

現在は線路を撤去、廃線跡は草むらに覆われていて、

確認すら出来ない状態でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07094

左側の樹木の切れ目がスイッチバックがあった場所なのですが…。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07093

ホームの広い敷地も信号場時代の名残です。

他にも何か、当時の遺構が見つけられないか見て回ったのですが…

ありました!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c07097

煉瓦造りの土台、

おそらくは開業当時に造られた油倉庫のものですよね?



1日たった6往復の列車しか停車しない江田駅ですけど、

見るべき部分はたくさんありました。

磐越東線巡りの際に、ぜひ下車をお勧めしたい江田駅でした。



訪問駅リスト(JR線)

磐越東線


↑(いわき駅)

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