レジン失敗でありがちなやってはいけないこと

みちくさアートラボ、レジン担当シイナです。

これまで、10年以上、レジンの講座を行ってきました。
その中で、一番よくある失敗は、なんといってもアレです。
もっとも基本的なことですが、あたりまえすぎて、うっかり忘れてしまうことなのかもしれません。

それは、「レジンの表面に指紋がついてしまう」ということ。

これは、本当によーーーくみなさんからご相談を受けることなんです。
・レジンに指紋がついてしまう
・表面が曇ってしまう
など。

すべて、原因はひとつです。

硬化してすぐのあたたかいレジンを触っているからです。

レジンは、硬化するときに化学反応により熱を発します。
とくに、今のレジンは、早いスピードで硬化できるので、できたてはけっこう「熱い！」と感じることもあります。

このあたたかいうちは、「指紋がつきやすい状態」です。
硬化後のレジンに触ってもいいのは、このあたたかい熱が冷めたときです。
レジンは1分程度で硬化しますが、冷めるまではけっこう時間がかかるんですよね…
環境にもよりますが5分はおかないと冷めません。

でも、できたばかりのレジンに「固まったかな？！」と、手で触ってしまうと、あたたかいうちは指紋がついてしまうので、表面が指紋がつき汚れてしまいます。

ついついすぐに固まり具合を確認したいところですが、グッと我慢をして、冷めてから触るようにします。

「あたたかいうちは触らない」
この簡単なポイントを覚えておくだけで、レジンのいろんな悩みが解決します。

アトリエWSにお越しのみなさんには、
「なんだ、こんなシンプルなことで！」
「こんなにすぐにうまくできるなら早く来ればよかった」
「やっぱり教わると違う！」
というお声をよくいただきます。

なお、熱が冷めるまで待てない場合や、平らにするなどの技を使いたい場合は、クリアファイルをあてて触るようにすると指紋がつきません。

それから、シリコンモールドなどの場合は、できたてを水道水をジャーっとあてる…などでもOK。

熱が冷めてから型から抜くことで、中のレジンパーツも、シリコン型も、ゆがまず長持ちします。

レジンは、手芸店などで気軽に手に入り、値段も大分安くなったことから、はじめてのクラフトとしてスタートしやすいです。
でも、覚えておかなければならないポイントを知っていないと、「どうもうまくいかない」「レジンは難しい」と苦手意識を持ってしまったりすることも。
そんなもったいない経験をなくすためにも、全くのはじめてでも手ぶらで来れるワークショップを利用していただけたらいいな、と思います。
ご用意している素材もたくさんあるので、いろいろお試しいただくにもぴったりです。

いろんな疑問を解決しにきてくださいね！

Youtubeチャンネルでも、レジンのメイキングを公開しています。

ぜひご覧くださいね。

■写真とマステで写真レジンアクセサリー

https://youtu.be/CXJiGt-mK3A

■ジャンクなうねうねレジンの作り方

https://youtu.be/kbVfk76aBD8

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