フェルメール(アートオンスクリーン)という映画を観て来ました。

美術展が映画にこの発想はなかなかの優れもの!



フェルメールは、ご存知の通り寡作でも有名な画家、わずか37点(真偽のもの数点入れて)しかない。44歳で亡くなっている。


主にアムステルダム国立美術館所属のもの中心に、詳細な解説と分析がされた説明がじっくり2時間以上、大画面で見れてコレは下手に人混みの中、立って鑑賞するよりもいいかもと思った。


印象に残ったのは、3つの事!

「手紙」「真珠」「ワイン」が、絵の中に重要な役割として出てくること、


「手紙」は、現代のスマホと同じで当時のコミュニケーション手段として唯一遠くの人とも意思疎通を可能にした情報ツールだから、そこに人間の感情や恋愛感情を託すしかなかった、だからフェルメールの絵画で人間の気持ちを描く時にやはり題材として欠かせないのだ!


「真珠」、至る所にさりげなくアクセサリーとして登場、それは光の魔術師とも言われる彼の光に対するこだわりの中でもしかしたら真珠は特別なものだったのかも?とか、東洋からしかいい真珠は取れないのでとても貴重、人の品格を1目で現す手法かな?とか、分からないけど、何か意味を感じる


「ワイン」、お酒と言えばビールではなくワイン🍷、コレまた人の気持ちを高揚させたり、気分を現すための道具として登場させている


そんな風に考えました、(私の勝手な解釈!)


もう1つ、説明の中で心に刺さったのは、フェルメールにとって、「光はカラーの1つ」という言葉


そうか光はカラー(色)の1つなんだ!

それも最も重要なカラー(色)なんだ!と思うと、彼の凄さにうなづける


いろいろ気づきを与えてくれる映画でした♪


(それだけに普通の映画より料金は高い、大人2,500円!)でも満足^_^