先日、3日間だけ帰省した大学3回生の長男と一緒に、木の伐採や歩道に落ちているゴミ等を拾う奉仕作業を行いましたが・・・。
長男は、高校生の頃では考えられないほど大学生になって勉強するようになり、大学へ行ってもらって本当に良かったと思っています。
大学へ行ってもらって本当に良かったと思うことの一つに、「お金と信用」について、私から時間をかけて教えることができたことも挙げられます。
また、4人の息子たちへ「仲間を大切にすること」を言い続けていますが、このような私の思いが、今朝拝見したFacebookに投稿されていましたので、以下引用させていただきます。
「億万長者のすごい習慣」(岡崎太郎 著 / 三笠書房より)という本に、「長い付き合いこそ大切にする」ことが書いてありました。
素敵な億万長者ほど、長い付き合いを大切にします。たしかに新しい出会いは魅力的です。
でも長い付き合いは、比べるまでもなく重要なのです。この優先順位を間違えてはいけません。
ある億万長者から、「詐欺師には、10年来の親友なんていないんだよ」と聞いたことがあります。
詐欺がバレると、それまでの人間関係が一掃されてしまうのがその理由です。
なるほど、誰も好き好んで詐欺師とは友達になりませんものね。
反対に、その人が信用できるかどうかを見極めるなら、10年以上付き合いのある親友を紹介してもらえ、というアドバイスをもらいました。
昔の知人ではなく、月に一度は交流しているような間柄で10年越えの人なら、その信用はとても強固になります。
その間に仮に何かがあったとしても、10年という月日を通して現在も付き合えている人間である、という事実は、ゆるぎない信用の証しといえるでしょう。
過ぎ去った時の長さを考えれば、その尊さは、みなさんもイメージできると思います。相手を簡単に裏切るようでは、実現しない関係です。
「長い付き合いこそ大切にする」という価値観をもてば、おのずと行動が変わります。
以下は「魂が震える話」より引用
仕事も、すぐに辞めたり職場を変えたりと繰り返していくと、中々信用を得ることができません。
本人は良かれと思っているのでしょうが、周りの人の評価や信用はどんどん低くなっていきます。
そして、新しい職場に行けば、今までのことはリセットされたかのように思うのですが、中身が変わっていなければ同じことの繰り返しです。
もちろん、職場に原因があることも考えられますが、何度も繰り返していると、やはり信用は落ちてしまいます。
お金 = 信用(約束・信頼)です。
日本マクドナルド創業者“藤田田(ふじた・でん)”さんは「仕事で大切なことを1つ挙げるならば、それは信用だ」と言いました。
「お金=信用」
信用がある人はお金持ちになり、信用できない人は貧しくなるということです。
最も不幸せな国に選ばれたモルドバ共和国では、たがいをまったく信用しないそうです。
モルドバ人の意識を一言で表すと、「私の知ったことではない」。自分中心で、人に良くしようという意識が少ないとのことです。
これでは、信用することも、信用されることもないでしょう。つまりお金も増えていかない。結果、ヨーロッパの最貧国の一つに数えられています。
お店も会社も一緒です。信用できないお店に行きますか?店内が汚れていたり、働いている人の愛想が悪かったりしたら、その時点で信用できなくなります。
当たり前のことが当たり前に出来ていないからです。
他社の悪口を言っている人の会社に依頼したいですか? これも信用を無くす行為だと思います。
信用を得るということは、誠実に心から、相手の喜ばれることをしようと思うことから始まるのでしょう。
あとは、何をもって信用か?の価値観だと思います。
本来なら1時間で終わることを、2時間かけてやったとして、相手が「遅い!」と思うか「丁寧にやってくれた」と思うか・・・。
通常1000円の物を、人によって800円で売ったり600円で売ったりすることが「信用」に繋がるのか・・・。
良かれと思っていたとしても、かえって「信用」を失うこともあるということです。
1時間なら1時間のなかに魂を込めた仕事をするべきだし、1000円なら1000円の価値以上のものを提供しようと努力する企業が「信用」を得るのでしょう。
時間を余分にかけることや、値段を下げることが「信用」ではありません。決めた時間、決めた価格の中でどれだけのものを提供できるのかが「信用」に関わってきます。後略。